生花 オリエンタルユリ 他
今日は生花新風体。
今日の花材
オリエンタルユリ
オクラレルカ
クジャク草
画像を追加したけれど、実は30分くらい前までは↓だった。
そしてさらにその5分くらい前までは↓だった。
花が3つついているのが昨日活けて帰ってきたときの状態。
このユリは本来はもっとお値段の張るものだったけれど、花の状態がよろしくないということで安く花材に入れてもらったもので、開いている3つのうち2つの花はすぐに萎れてしまうかもしれないとのことだった。
そして今日撮影のとき見たら昨日よりも酷く萎れていたので、残しておいてもよろしくないため今日切りました。
1つ落として撮影してから、また1つ落とし、最初の画像の状態になった、ということです。
でも私は今の状態、つまり花2つを落とした状態が一番好き。
まだ咲かないつぼみとそのつぼみのつく茎の曲線が最も美しく見えて。
こうやって少しずつ変えていきながら撮影するのが思ってた以上に楽しかった。
昨日は「オリエンタルユリの詳細品種を聞いてこなかったけど、ソルボンヌというのが近いかも。」と書いたけれど、よく見たらソルボンヌではない気がしてきた。
オリエンタルユリじゃなくて、オリエンタルリリーって言うほうが良いのかしら。オリエンタルユリって言うと「デジタルカメラ」を「デジタル写真機」って呼んでるのに近いような気が。まぁどっちでもいいか。
オクラレルカはオクロレウカとも呼ばれる。池坊のサイトではオクロレウカと書かれていた。
主をオリエンタルユリ、用をオクラレルカ、あしらいをクジャク草で。
クジャク草は先月法事用の生花でも使ったけれど、シンプルな感じの花ではあるもののたくさん花がつくので意外と派手な塊になります。
12月はお正月用の花を活けるので花材費が上がるため、1月のお稽古は1回減って2回になる模様。
そろそろ次のお免状をいただきます。
樹乃さん、初めまして?
眠くて仕方がない、吉田屋です。
華は心を映すのですね。
今、知りました。
こちらでは初めましてですね。
映っていますか?
あまり映ると色々バレそうでちょっと困りますね。
樹乃さん、吉田屋です。
私も、一番上の華が一番好きです。
空間が想像を掻き立てるからです。
引き続きコメントありがとうございます。
なるほど。
空間と想像は稽古途中でも出てくる言葉です。
吉田屋さんのコメントで、同じ花も活け方は人により様々で見方もまた様々という部分が実感できた気がします。
さらにしつこく
(今、書いておかないと、一生忘れてしまうので)
人は物を一瞬しか見ていません。
その後は、想像の中で遊んでいるだけです。
見慣れた人の顔にあるほくろに、
突然気づいたりするのは、そのためです。
想像を掻き立てないようなものは、
美しいとは言えません。
真の美しさは華にあるのではなく、
華と華の間の空間にあるのです。
あぁ、なんか納得しました。
そのような目の前にある物だけでなく空間を見つめるという考え方や想像力は見習いたいと思います。