Count per Day 日本語化
今日は珍しくWPの記事です。
WP関連の記事は1年に1本かってくらいのペースなのでアレですが、Count per Dayの日本語化ファイルについてです。
とりあえず日本語化ファイルの作成は完了しましたが、まだ製作者の方に連絡をとっていないのでオリジナルに同梱されることはないと思います。
しばらくしてから連絡をしたいと思いますが、私の訳のみでは不十分かもしれないので、自分のCount per Day(以下「cpd」)を日本語化して検証してやろうという方を探しています。
(結構前からなのですが)製作者であるTom Braider氏に日本語化用ファイルを送ってありますので、最新バージョンには日本語化ファイルが同梱されています。よって特に意識することなく日本語で使用できると思います。
日本語訳がおかしいよ!という場合は、日本語化ファイルを修正しますので、ご意見やご提案がありましたらコンタクトフォームやコメントでお知らせください。ご協力お願いします 😀
cpdの日本語化は訳しただけでは意味がわかりづらいものがあったので、多少わかりやすいようにしてあるのですが、明らかに日本語訳がおかしい場合や改良点があるかもしれません。
その場合はコメントでもコンタクトフォームでも結構ですので私にご連絡いただけましたら幸いです。
また、現行のバージョン2.17についての概要も少し記載しておきます。
以前書いた記事「Counterize IIをやめてCount per Dayにしてみた」と大きく変わってはいませんが、追加事項などもあるのでそれも合わせて。
まず大まかに、できることとできないこと。
できること
- 閲覧数(いわゆるPV)と訪問者数(いわゆるユニークなアクセス人数)をカウント
- 記事またはページごとの閲覧数をカウント・表示
- 記事またはページごとの訪問者数をカウント・表示
- 今日、昨日、今週、今月の訪問者数などの統計をダッシュボード上に表示
- 「現在のオンライン人数」をカウント・表示
- 上記統計データのほとんどをフロント・エンド(例 : サイドバー)にも表示
- サイドバーへの表示であればウィジェットで設定可能
- カウンターの変更やブログの引越しの際に、任意で値を指定することで前のカウンターの続きからカウント
- 日別の訪問者数や閲覧数をグラフで見ることができる(期間は任意で指定可・ダッシュボード)
- アクセス数をブラウザ別の割合で見ることができる(ダッシュボード)
- 投稿編集ページの記事一覧に「記事別閲覧数」の列を追加表示
- 「最近○日間で最もアクセスの多かった記事○件」を見る
- 日付を指定してその日の記事別訪問者数を見る(オプションで指定した有効期間内の日付のみ)
- カウントしないBot(クローラーなど)の指定
- GeoIPデータベースでIPから訪問者を国別に関連付けた統計が可能
- スパムに関連のカウントに関してデータベースをクリーンアップ
- カウントをリセットする
- カウンターのデータ・インストール時に作成したデータベースのテーブルなどを全て削除してアンインストール
- リファラの取得
以前はリファラが取得できなかったと思いますが、現行バージョンでは可能となっています。
できないこと
Counterize IIと比較すると、以下はできません。
- アクセスに使用された検索ワードの取得
概要
- count reads and visitors
- shows reads per page
- shows visitors today, yesterday, last week, last months and other statistics on dashboard
- shows country of your visitors
- you can show these statistics on frontend per widget or shortcodes too
- Plugin: http://www.tomsdimension.de/wp-plugins/count-per-day
- Donate: http://www.tomsdimension.de/postcards
“Count per Day” counts 1 visit per IP per day. So any reload of the page do not increment the counter.
- 閲覧数と訪問者数をカウント
- ページごとの閲覧数を表示
- 今日・昨日・先週・先月の訪問者、その他統計をダッシュボード上に表示
- 訪問者の国を表示
- これらの統計情報はフロントエンド(トップページなど)にウィジェットやショートコードで表示可能
- プラグイン: http://www.tomsdimension.de/wp-plugins/count-per-day
- ドネーション(寄付): http://www.tomsdimension.de/postcards
“Count per Day” は1日1IPを1訪問とカウントします。 ですので、ページをリロードしてもカウンターは増えません。
この辺りは基本的に以前のバージョンと変わりません。
インストール
- unzip plugin directory into the ‘/wp-content/plugins/’ directory
- activate the plugin through the ‘Plugins’ menu in WordPress
- after every update you have to deactivate and reactivate the plugin to update some settings!
- if you want to use the GeoIP function you have to download the GeoIP-database on options page
The activation will create or update 3 tables wp_cpd_counter, wp_cpd_counter_useronline and wp_cpd_notes.
Configuration
See the Options Page and check the default values. It’s easy. 🙂 Install optional GeoIP database to show countries of your visitors.
If “Auto counter” is on reads will count without any changes on template.
- 解凍したプラグインのフォルダを’/wp-content/plugins/’にアップロード
- WordPressの’プラグイン’メニューからプラグインを有効化
- いくつかの設定を更新するために設定完了ごとにプラグインを無効化・再有効化
- もしもGeoIP機能を使うのであればオプションページでGeoIPデータベースをダウンロードする必要があります
有効化によりwp_cpd_counter、wp_cpd_counter_useronline、wp_cpd_notesの3つのテーブルが作成または更新されます。
環境設定
オプションページを見てデフォルトの値を確認してください。簡単ですよ :) 訪問者の国を表示するには追加でGeoIPデータベースをインストールします。
オートカウンターが有効ならテンプレートは何も変更することなくカウントできます。
たぶんこんな感じで書いてあります。
設置
設定というか日本語訳そのものがわかりづらいこともあるかもしれませんので一応ご説明を。
その前に、「cpdをインストールしたのに統計なんて見られないよ!」って方は、「設定」→「Count per Day」で、「ダッシュボード」のグループにある「閲覧を許可する人」を確認してください。
ここが「- カスタム -」になっていると自分で権限設定をしなければ統計が見られません。
ここを希望の権限に変更して設定を更新します。とりあえずは「管理者」が無難でしょう。
そうするとダッシュボード上の「ダッシュボード」の項目に統計ページへのリンクが表示されます。
サイドバーにcpdのデータを表示する場合はウィジェットで簡単に設定できます。

ウィジェットの中で、表示したい項目やその項目の表示名も好きに決めることができます。
表示したい項目にチェックを入れて好きな表示名を決めて保存するだけです。
掲載画像の設定だと表示はこんな具合です。

その他にもショートコードが準備されているので、テンプレートを編集すればかなり自由に様々な項目を好きな場所に表示できると思います。
cpdのショートコードについては以下を参照してください。
http://wordpress.org/extend/plugins/count-per-day/other_notes/
スクリーンショット
作業中のスクリーンショットなので公開している日本語化ファイルとは多少訳が異なります。
統計データを確認するページのスクリーンショットです。

オプション設定ページのスクリーンショットです。

日本語化してあるので、以前のような項目ごとに説明は不要かと思います。
でも日本語化自体が失敗していたら意味がわからなくなっているはずなので、もしもお気付きの点がありましたらご一報ください。
また、GeoIPデータベースで訪問者を国別に関連付けて統計をとる際、データベースと合致しなかったデータは「???」という項目に分類され、どの国にも関連付けされません。

上記スクリーンショットで言えば「122903」という値です。
これは、オプションの「GeoIP – 国別統計」のグループにある「古いカウンターのデータを更新」を押すことで関連付けされます。
関連付けを試みたところ、10分で約5000件が処理されている感じでした。(※お使いのサーバなどによっても変化するかもしれません。)
私は心が折れてとりあえず断念しました(笑)
更新は自動でページ読み込みされて進んで行くので特に困ることでもなく、新しいウィンドウやタブで作業を始めて放置しておけばいつか終わるとは思いますが。
とりあえずこんな感じです。
それでは、日本語のチェックをしてくださる方はよろしくお願いします。
原文と大きく離れすぎないように気を付けつつ、意味が通るようにしているつもりですが、ご指摘・ご提案などありましたらコメントかコンタクトフォームからどうぞ。
報告いただいた分は確認後修正し、日本語化ファイルも更新してアップロードします。
Count per Day 日本語化ファイル ダウンロード
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