ウィキッド@大阪 9回目

5月22日 劇団四季 ウィキッド 大阪公演。
日本公演通算999回目(笑)
ソワレのエルフィーは樋口さんだった。素敵。

5月22日 ウィキッド 大阪公演 キャストボード
5月22日 ウィキッド 大阪公演 キャストボード

最近泣かなくなってきてしまったかも。

感想は明日あたり?に書く。
とか言いつつ華道の写真もアップし忘れてたし、ブログに書くことがどんどん溜まってきてる。危険。

来週は広島行くよ。
もうすぐ55ステップスが関西に帰ってくるし楽しみ楽しみ。

5/24 追記 簡単な感想だけ。

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名・パート|~キャスト|
|グリンダ|沼尾 みゆき|
|エルファバ|樋口 麻美|
|ネッサローズ|山本 貴永|
|マダム・モリブル|原田 真理|
|フィエロ|岡田 亮輔|
|ボック|金田 暢彦|
|ディラモンド教授|前田 貞一郎|
|オズの魔法使い|松下 武史|
|男性アンサンブル|賀山 祐介|
|~|内海 雅智|
|~|齊藤 翔|
|~|清川 晶|
|~|田中 宣宗|
|~|成田 蔵人|
|~|山田 真吾|
|~|町田 兼一|
|~|松尾 篤|
|女性アンサンブル|孫田 智恵|
|~|荒木 舞|
|~|柏谷 巴絵|
|~|間尾 茜|
|~|増山 美保|
|~|花田 菜美子|
|~|小澤 真琴|
|~|服部 ゆう|
|~|西浦 歌織|
[/pukiwiki]

ウィキッドは大阪公演からしか観ていないので、今日で3人目のエルファバ。
木村さん、喉が辛そうだったのでゆっくりお休みしてまた戻っていただきたい。
でもあと何回かは樋口さんのエルファバも観たい。

樋口さんはWSSのアニタで初めて観て、とても似合っていたのをよく覚えています。
エルファバでは初めて観ましたが、今までのエルファバと比べると、自分の気持ちに正直なエルファバで、孤独な中にも華やかさすら感じました。でもところどころとても神経質そうな仕草があって、非常に興味深いエルファバでした。とても好きです。
今までのエルファバとは舞台全体の雰囲気すら違うような気がして、演じる人によってここまで変わるのか、と思いました。

濱田さんのエルファバは観たことがないのでいつか観てみたい気も。でも世代交代とか後進育成を考えるともう観る機会がないのかもしれない。
好みで考えれば樋口さんのエルファバがとても好きなんだけど、江畑さんや木村さんのエルファバも好きだし、むしろエルファバ自体が好き。それぞれで微妙に違うからこそ観ていて違いがあって面白い。
あと、江畑さんのエルファバをもう一度ちゃんと観たい。江畑さんのエルファバはもう細かい仕草とかは思い出せなくなってしまったし…
けど、しばらく無理そうね。

樋口さんのエルファバは表情が豊かで、場面やエルファバという人物を理解するのにはとても向いているかもしれない。落胆も希望も素直に表情に出る部分が多い気がするし。
エルファバのそれまでの人生を考えるともっと表情を押し殺したような表現も有りかもしれないけど。
うーん。どっちも捨てがたい。

「大嫌い!」の序盤で、眼鏡を触る仕草が神経質そうな感じでとても気に入りました。

金田さんのボックは、ダンスホールでは自分を抑えるので精一杯、みたいな感じがして良かったです。その中にネッサへの複雑な気持ちとかも抱えていそうだし。
二幕の「グリンダのもーとーへー」のところを最近しっかり聴くようにしていますが、伊藤さんより金田さんのボックのほうが男らしい雰囲気(笑)
どっちのボックも可愛いし、人間らしさがあって大好き。
ウィキッドの中でボックは象徴的であり鍵である人物だと思う。

今日も二幕のネッサはぼろぼろ泣いてた!顔を横に振ったときに涙がキラーンって飛んでて少女漫画みたいだった(笑)

最近、グリンダがボックにネッサを誘うよう仕向けるときに後ろで観ているフィエロに注目している。
「うわー、あの子やるなぁ…」みたいな複雑そうな表情。
この時は「いっぱい考え」ていない状態だから面白いと思って見てるのかな。

ダンスホールの松尾さんが格好良かった。
ダンスホールのときの衣装はどの衣装も凄く綺麗で可愛くて大好き。
このとき全体で観ると、ダンスは間尾さんが凄いかもと思った。

「自由を求めて」のエルファバがとても良かったー。
少し高めの声質なのか、耳に刺さるような感じがするけれど、私は何故かよくあることだしそのうち慣れそうだしで問題なし。むしろ早くもう一度観たい。

モリブル先生は、水曜に観たときよりちょっとダミれてる気がした。

ポピュラーにしてもネッサ追悼後のバトル?の場面にしても他の場面にしても、いつもよりも客席が素直に笑ってた気がする。
フィエロのターザン、最近おもしろすぎる気がしてきた。絶対吹き出しそうになるし。岡田さんナイス(笑)

「あなたを忘れない」の前後のチステリーをやっとちゃんと観られた。
今日のチステリーは松尾さんだけど、エルフィーがグリンダにグリムリーを渡すとき、とても悲しそうだった。渡さないで、って言いたげな。
エルフィーがチステリーにグリムリーをちょうだいってするときも嫌がるもんな…
きっとグリムリーを手放すことで自分たちを自由にしてくれたエルフィーがいなくなるってわかってるのかも、とか思いながら観ていたら切なくて仕方なかった。
丹下さんのチステリーが手を伸ばしていたのもこれだったんだ。

エルフィーが自由にした猿たちがグリンダがシャボン玉に乗るところを手伝っているのだから、その後猿たちはグリンダと共に生きることになるんだろうなぁ。
グッド・ニューズでグリンダがシャボン玉の操作を指示しているのも猿たちなんだろうなぁ。

ここからは原作を読んでの解釈。

原作でのドラゴン時計は、移動式の小さな見世物小屋のようなものを小人(洋書版ではドワーフ)と少年たちが管理していたと思う。
このドラゴン時計は、小屋の上に不思議なドラゴン(のオブジェ)が乗っていて、ドラゴンが見物客を指すとその指された人物が普段見せないような暗部や恥部を人形劇として暴き立てる。敬虔な牧師として活動しているようでいて実は俗物である(原作でのエルファバの父のこと)とか。さらに生々しいことも暴露されたりする。
中にはいくつかの窓があり、時計の文字盤があるが針は動かない。

ミュージカルでは、プロセニアム上部にドラゴンのオブジェがあり、いくつもの場面では背景に針のない時計が描かれている。
そして最初に猿たちが幕を開けるということから、ミュージカル全体がドラゴン時計という演出になっており、その時計が見せる人形劇という解釈もできるのではないかと思う。

時計の文字盤がXIII(13)まである理由が知りたいけど、原作を読んでもわからなかった。

ちなみに、原作の地図とミュージカルの幕に描かれている地図は結構違う。
けれど、「あなたを忘れない」の場面は、原作と照らし合わせるならばウィンキーにあるキアモ・コでの出来事と考えられる。

以上。

今日は行く途中に、舞台でのハプニング(55の渡辺さんのシンバル事件(笑)とか)はたまに見るけど台詞の間違いは私たちはあまり見ないねって話が出たけど、まさに今日それがあった。レアだ。

次のウィキッドは約1ヶ月後。寂しいけど来月は55も観たいから仕方がない 😥
今週末は広島遠征でマンマ・ミーア!のマチソワマチしてきます。

コメントを残す