55ステップス(55 Steps)@福岡 特別カーテンコール

この特別カーテンコール(“Special Thanks Week” ~ありがとうの気持ちを込めて~)は12月5日のマチネ(昼)公演でソング&ダンス通算1000回となること、12月2日のソワレ(夜)公演で55ステップス単独で通算300回を迎えることを記念して実施されたものです。

特別カーテンコール 内容
特別カーテンコール 内容

これは12月1日から6日までの福岡公演で実施された特別カーテンコールですので、今は観られません。
ただ、最後の曲「ザ・ヴォールツ・オヴ・ヘヴン」は、各地で行われた55ステップスで千秋楽の少し前から見られる千秋楽特別カーテンコールの曲だったので、変更がなければ福岡では2010年1月3日の数日前から当日までは見られる可能性があります。
個人的には、かぶらないようにしてどんどん新しい曲を聴いて、「四季がやるとこうなるんだー!」という感動を味わいたかったし、「アンダー・ザ・シー」なんかだと嬉しかったのですが、「ザ・ヴォールツ・オヴ・ヘヴン」も曲はとても好きなのでこれはこれで嬉しいものでした。千秋楽は駆けつけられそうにないので。

特別カーテンコール

12月5日マチネのカテコでは、「魔法使いと私」が終わると、木村さん、金森さん、高井さんが降りた幕の前に出てきて謝辞を述べられました。
まさにこの公演(2009年12月5日のマチネ)がソンダン通算1000回ということもあり客席もソンダンや55が好きな方が多かったのか、舞台に向かって「ありがとう!」と叫ぶ声が何度か聞こえました。
5日ソワレと6日も主な流れは同じです。

謝辞のあと、特別カーテンコールが始まります。

ハレルヤ
これはヘンデルが作曲したオラトリオのメサイアの中のハレルヤコーラスのアレンジです。オラトリオは宗教曲を指しますが、曲自体はポピュラーなほうなので多くの方は一度は耳にしたことがあると思われます。
振付や演出はわかりませんが、曲自体はソング&ダンス2 ~オーバー・ザ・センチュリー~でも登場した曲のようです。
ヴォーカルは舞台中央にひとりで立つ井上さんから始まり、上手から鈴木さん、下手から田中さん、また上手から高井さんが登場、と繋がります。メインとなったら次に加わった人のときはコーラスとなっていく形で、コーラスが徐々に厚みのあるものになるのがよくわかります。
そして金森さんと木村さんは同時に上手と下手に登場されます。
その後後方に降りていた幕が上がるとダンサーの皆さんが白と黒の衣装とつけてスタンバイしており、そこからダンスが始まり、コーラスも増えます。ちなみにその黒白の衣装の下は次の曲の衣装でした。そりゃそうだね、着替える時間が絶対ない。
この時のヴォーカルでは井上さんが中心的な役割を果たされるのですが、もの凄く気合が入っていると思いました。力強く伸び伸びした感じでとても素敵でした。

シング・シング・シング
これは「コンタクト」の曲らしいのですが、元々はベニー・グッドマンという1900年代中頃に活躍したアメリカのクラリネット奏者によるもので、ジャズやスウィング・ジャズとジャンル分けされていることが多いです。
こちらも曲はソング&ダンス2 ~オーバー・ザ・センチュリー~で登場していたようです。
この曲ではダンサーの皆さんのダンスを堪能できました。女性の皆さんの衣装は超セクシーでした。男性じゃなくても思わず目が釘付けになるほど脚線美が美しかったです。男性はシンプルな黒の衣装です。
照明はやや暗めで、その中で踊るダンサーの皆さんがとても素敵でした。渋い雰囲気がとても印象的です。曲を通してかなりハードであろうと思わせる魅力的なダンスで、大満足しました。

ザ・ヴォールツ・オブ・ヘヴン
これは「ウィッスル・ダウン・ザ・ウィンド」からの曲で、はソング&ダンス2 ~オーバー・ザ・センチュリー~とソング&ダンス3~RUN TO THE FUTURE~でも登場したようですし、過去の55ステップスでは千秋楽特別カーテンコールでも歌われた曲です。

曲自体については以前に書いたエントリーもよろしければどうぞ。ただし大阪での千秋楽の流れについてネタバレしてますので、念のために福岡の千秋楽を楽しみにしておきたい方は読まないほうが良いです。
55ステップス(55 Steps)@大阪 特別カーテンコール

千秋楽のカーテンコールとは少し構成やパート分けが違った気がしますが、これは今回の出演キャストに合うように変更されたものなのかもしれません。
大阪公演を思い出すような気持ちもあって少しだけ懐かしいような感じがしました。
大阪のときも感じましたが、希望や平和、未来を思わせる歌詞は最後の締めとして明るい気持ちで帰路につかせてくれる良い選曲であり訳詞(もしかしたら意訳なのかも)だと思いました。

以上でカーテンコールは終了ですが、この後は拍手が続き何度も幕が上がりました。特に12月6日の公演は長かった気がします。

今回のカーテンコールは凄く見応えがあり、エネルギッシュで格好良くて、ヴォーカルもダンスも堪能できる、まさに「ソング&ダンス」の名前に相応しいものだったと思います。
このカーテンコールを見られたことはとても幸せなことでした。

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