湖東三山

11月17日 湖東三山行ってきた。百濟寺→金剛輪寺→西明寺の順。
でも午後から出発してぼちぼちまわってたら、西明寺あたりになったらもう薄暗くなりかけていて、時間もなかった(17時閉山)ので写真あんまり撮れなかった。

撮った中の一部を貼っとく。

百濟寺
百濟寺

百濟寺の写真がほとんどなので、略縁起的なものをちょっとだけ。

百濟寺は推古天皇の時代に聖徳太子の御願により建立。開創当時の本尊は太子自作の「植木の観音」と伝えられている。
平安京に都があった頃天台宗が開創され、百濟寺も天台の寺院となった。
それから自火や戦乱で一部または大部分を焼失するも、その度に再建された。(それほど権力や財力があったということだろう。)
その後、織田信長による焼き討ちで本尊などわずか数体を残し焼失。
織田信長が本能寺で討たれたのち、ようやく百濟寺も復興に向かう。
寛永になり大僧正である天海の高弟が入寺、勅許を仰いだ結果、明正天皇綸旨により改建を勅許された。
諸国に勧進、井伊直孝取持、土井利勝、酒井忠勝、春日局などの喜捨、その他寄進などにより慶安3年、本堂・仁王門・山門などが竣工。これが現在の建物となる。
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺

百濟寺庭園は「喜見院(きけんいん)の庭園」という。別称「天下遠望の名園」。
遠くに霞む琵琶湖の水面や比叡山までを自らの目で見ることができる。

百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺
百濟寺

ここから金剛輪寺。本堂までは300mの石段が続く。約1000体の地蔵があるので、大体の目安にできる。(500番の地蔵なら大体中間点あたりかな、とか。)
庭園は「名勝庭園」と呼ばれる。

金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺

紅葉の向こうに見えるのは国宝の三重塔。待龍塔っていうらしい。カッコイイ。
確か、本堂も国宝。

金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺
金剛輪寺

ここから西明寺。
ってか2枚だけしかアップしてない。

西明寺
西明寺
西明寺 三重塔
西明寺 三重塔

西明寺の三重塔も国宝。本堂は瑠璃殿という名でこちらも国宝。
この瑠璃殿は鎌倉時代初期、三重塔は鎌倉時代後期の建立で、どちらも釘を使っていないらしい。凄い。 😯

西明寺の近くに猿がいてびっくりした。道を挟んだ駐車場のすぐ横の木の上とかにいるから気を付けたほうがいいかも。
でも西明寺は本堂までの道のりの3/4は別の道から車で上がれる。金剛輪寺あたりは階段が結構凄いので、足腰に不安がある人だと無理だけど、西明寺ならまだなんとか行けるかもしれない。

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