生花 ネコヤナギ 他

今日は大寒。フキノトウとかがあると七十二候にもぴったりで良かったのかもしれないけど、そんなに都合よく置いてあるわけもなく。それどころか今日はよく売れたらしくあまり花がなかった。

その中でも春っぽい花材にしましょう、ということでネコヤナギと菜の花で2種活けに。

もうすぐ支部華展なので出瓶する方たちは色々と大変そうです。私は今年は見るだけー。

今日の花材

ネコヤナギ
菜の花

1/21 画像など追加
生花 ネコヤナギ 他
生花 ネコヤナギ 他

「いかにも」という華やかさはないけれど、じっくりと見て春を感じられるものだと思う。
菜の花は地味でその辺りに咲いてるものというイメージだったけど、この前の自由花と今回のお生花で使って少し良いかもと思い始めた。

副の前あしらいがちょっと交差したようになってしまってるけど、どうも枝が綺麗に収まってくれなかったのでとりあえずこれで…
画像だとやっぱり前後の幅とかそれによる奥行きとかがどうしてもわかりづらくなる。やはり実際に見てこその生け花なのかも。

本当は菜の花はもう少し高く使うのが正解だけど切りすぎてしまった。
でも菜の花は剣山に挿すとぐんぐん伸びるらしく、しばらくしたら丁度になるよと言われた(笑)
真副体の高さの配分はわかってるんだけどどうも足元を小さくまとめる癖がついてしまった気がする。
あと、あしらいの高さや枝の使い方というか立て方そのものの方向がイマイチわかっていなくて悩んだんだけど、先生曰く、「5,6年したらなんとなくわかる」らしい…
経験とフィーリングということなのか…?

生花 ネコヤナギ 他 左側から
生花 ネコヤナギ 他 左側から

真は前に傾きすぎないように気を付ける。
真の前あしらいは真に近く、真の後あしらいは真から少し離すようにすると綺麗に見えるらしい。
今日は前あしらいの枝の使い方からして真にはあまり寄せられないけど。

ネコヤナギ
ネコヤナギ

ネコヤナギはもうそろそろ芽鱗が簡単に取れるようになっています。
芽鱗を全部取るのもなんだかあざとい気がしたので少しだけ取って先端のあたりは残してありますが。

菜の花
菜の花

菜の花もじっくり見たりマクロで撮影すると結構可愛い。
花が咲いていないものを選んでも、葉の緑がじっとりした暗めの緑じゃないのでいくらか華やぐ。

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