ウェストサイド物語@秋 1回目

12月26日 劇団四季 ウェストサイド物語 秋劇場。

東京遠征で最後に見た演目であり、2009年の観劇納めでもあります。

12月26日 ウェストサイド物語@秋 キャストボード
12月26日 ウェストサイド物語@秋 キャストボード
今日のキャスト

[pukiwiki]
|~ |~役名|~キャスト|
|ジェット団(The Jets)|リフ|松島 勇気|
|~|トニー|福井 晶一|
|~|アクション|大塚 俊|
|~|A-ラブ|大塚 道人|
|~|ベイビー・ジョーン|大空 卓鵬|
|~|スノーボーイ|澤村 明仁|
|~|ビッグ・ディール|丹下 博喜|
|~|ディーゼル|朱 涛|
|~|ジーター|長谷川 浩司|
|~|グラジェラ|高倉 恵美|
|~|ヴェルマ|村上 智|
|~|クラリス|小澤 真琴|
|~|ポーリン|海野 愛理|
|~|エニイ・ボディズ|木内 志奈|
|シャーク団(The Sharks)|マリア|笠松 はる|
|~|アニタ|樋口 麻美|
|~|ロザリア|岸本 美香|
|~|コンスェーロ|村上 絵里子|
|~|テレシタ|高橋 亜衣|
|~|フランシスカ|撫佐 仁美|
|~|エステラ|八鳥 仁美|
|~|ベルナルド|萩原 隆匡|
|~|チノ|畠山 典之|
|~|ペペ|水原 俊|
|~|インディオ|神谷 凌|
|~|アンクシャス|玉城 任|
|~|ファノ|内御堂 真|
|~|ニブルス|小野 功司|
|大人たち(The Adults)|ドック|石原 義文|
|~|シュランク|志村 要|
|~|クラプキ|荒木 勝|
|~|グラッド・ハンド|長谷川 浩司|
|>|第2幕第1場(somewhere) ソプラノ・ソロ|久居 史子|
|>|コンダクター|平田 英夫|
[/pukiwiki]

ウェストサイド物語初見です。

またまた自分の中で上手くまとめられていないのと、曲名を一部しか覚えていないこともあって感想は軽くザッと。

まず書いておきたいのは、キャストについて。
アニタの樋口さんがとても良かったと思います。樋口さんの演技は今回初めて拝見しましたが、声も良かったし、ダンスも良かったと思います。アニタとしての表情も良かったし、とても好きです。またアニタでも見たいし、別の作品でも見たいと思いました。
あとベルナルドの萩原さん。個人的にスーツ姿が好きというのもあってかとても素敵でした。あのスーツ、全体的に黒で分かりづらいですが、色々装飾が結構細かい気がします。でも黒に紫のシャツって自由劇場のスタッフの方を思い出しました(笑)
そしてマリアの笠松さん。高い声と言っても色々あると思いますが、笠松さんの声は私好みでした。オペラ座のクリスティーヌや別の演目でも見てみたい方でした。
リフの松島さん。何度も見てる気がするけどそれはテレビ用とPVだけな気がします。松島さんのダンスが結構好きかも。
トニーの福井さんは、もう少し大人の男性の役で見てみたいと思いました。トニーも良かったとは思いますが、ちょっと力強すぎるような気がしてしまって。
グラジェラの高倉さんはマリリン・モンローみたいでした(笑)

ベタですがMamboとMaria、America、tonightが良かったです。あとsomewhereも。tonightはトニーとマリアのも良かったけれど、五重唱のほうもとても好き。

作品としては差別、貧困、多民族であるが故の確執、若者の鬱屈した感情などが描かれています。
性についても所々で結構生々しい感じなので、今の日本だと少し敬遠されがちな部分はあるかもしれないと思いました。
オリジナルで見るときっとシャーク団の面々は英語にもプエルトリコ系独特の訛りがありそうだし、細かい部分でも日本語版より楽しめそうだし、オリジナルが楽しめる人はそちらのほうがずっと面白いのではないかと思いました。

今回初めて生オケ演奏で見た演目だったのですが、生オケがあるとわかってしまうと、どうしてもひとつひとつの音が気になってしまってちょっと作品に集中できませんでした。音が自分の身体に響くたびにそっちが気になってしまって。
もうちょっと生の音に慣れないといけないのですが、東京に行く機会はそうそうないような気もします。

半分かそれ以上の人物はなんとなくでしか記憶できていない気がするので、きっとまだ色々と見落としている部分があると思います。もう少し登場人物を把握できるようにしてまたもう一度(かそれ以上)見たいと思える演目でした。

今回東京で1泊2日して3作品を観たのですが、どれも初見だったためかどうも上手く消化できていなくてちょっと悔しいです。
演劇やミュージカルは、複数回観て色々な場面を色々な視点で観て自分の中で消化することが私にとっての観劇の楽しさみたいです。
一度観て納得できるか、複数回観ないと納得できないかは人によると思いますが、色々な楽しみ方があることも舞台の楽しさなのかも。

今年はこれで最後の観劇でした。また時間があれば今年見たものを軽くまとめたいと思います。

来年は、劇団四季で言えば、サウンド・オブ・ミュージックの四季初演、大好きな55ステップスの全国公演、マンマ・ミーア!の広島公演、新しい劇場[夏]のオープンと、色々と楽しそうな予感がします。クレイジー・フォー・ユーも東京で始まるので京都にも来ないかなぁとか。
サウンド・オブ・ミュージックは今のところそこまで観たいという感じではないですが、初演だし気にはなります。
55ステップスはもう見られないと思っていたところに全国公演の告知だったのでとても嬉しいです。近くのものはできるだけ観に行きます。
マンマ・ミーア!は1度しか見たことがないのですが、曲がかなり好きなので、絶対に広島まで観に行くはずの姉夫婦になんとかおまけでくっついて行こうと企んでいます。
夏のオープンは演目によっては行きたいような気もします。

あと、来年は劇団四季でないものも1度くらいは観てみたいと思います。

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