春のめざめ@京都 3回目

10月29日 劇団四季 春のめざめ 京都公演。
今日はステージシート。今回が京都公演で予約している最後。もう何回か行きたいところだけど、無理そう。

以下キャストと感想。

10月29日 春のめざめ 京都 キャストボード
10月29日 春のめざめ 京都 キャストボード

バックステージイベントも参加。
イベントはちょっとダラっとした雰囲気だったかも。客席からステージ上への移動がかなり入るからかな。でも舞台についての知識なんかは参考になりました。

[pukiwiki]
|~役名・パート|~キャスト|
|ベンドラ|林 香純|
|マルタ|撫佐 仁美|
|テーア|岸本 美香|
|アンナ|山中 由貴|
|イルゼ|真 優香|
|メルヒオール|一和 洋輔|
|モリッツ|玉井 晴章|
|ハンシェン|南 晶人|
|エルンスト|山下 啓太|
|ゲオルグ|白瀬 英典|
|オットー|加藤 迪|
|大人の女性|都築 香弥子|
|大人の男性|田代 隆秀|
|女性アンサンブル|有村 弥希子|
|~|石井 亜早実|
|男性アンサンブル|伊藤 綾祐|
|~|権頭 雄太朗|
|ピアノ・コンダクター|野口 彰子|
|ギター I|望月 清文|
|ベース|吉田 聖也|
|ドラムス|荒牧 翔太|
|ヴァイオリン|赤星 友子|
|ヴィオラ&ギター II|須原 杏|
|チェロ|渡邉 雅弦|
[/pukiwiki]

今日はステージシートだったので凄い迫力だったー。ドラムが近いのもあってか、たとえ客席の最前列でも絶対に味わえないくらいじゃないかと。
位置的に、表情が全く見えない場面などもあるけど、それを差し引いてもかなり楽しめるはず。
あまり足を動かしたり手を動かしたりすると客席の方や演者さんの邪魔になりそうなのでそこら辺に少し気を使ってちょっと疲れた感はあったけど。くしゃみとか必死で堪えた(笑)

ステージシート担当のスタッフさんがちょっとした豆知識を教えてくれたりも。
私が教えてもらったのは、舞台上に太陽と月があることと、舞台の前方にある立ち位置の目印はドイツ語で「春のめざめ」って書いてるとか(通常は番号やアルファベットだった気がする)。
ドイツ語では「Frühlings Erwachen」だけど、ここまで文字数は多くなかった気が。センターは「GS」の2文字が書いてあった。
ステージシートはTotally ******とかDon’t Do Sadnessなんかはもの凄い迫力があるし、舞台の細かいところもたくさん観られて超満足。
春のめざめを何度か観るつもりなら、一度はステージシートにするのも良いと思う。
京都公演のステージシートはもう売切らしいけど。

ゲオルグがピンマイクのコードをあのくるっとカールした髪の中を通してるって気づいてちょっと笑ってしまいそうになった。向かって左のカール(笑)
確かに物理的に一番合理的っぽいけど(笑)
Touch Meの白瀬さん本当に良かった。他の曲でも好きだけど。

メルヒオールが上川さんと一和さんのダブルになって、運良く一和さんのメルヒオールを観られた。できれば一和さんのメルヒも1回くらいは観られたら、と思っていたので。
表情とかは上川さんのほうがメルヒオールっぽいような気がするけど、それは今まで2回観たのが上川さんだったからってのもありそう。
玉井さんのモリッツ、岸本さんのテーアも初めて観られたので良かった。
やっぱりテーアがメルヒオールにアピールするとき、すごく可愛かった。My Junkだっけ?

初見のときは笑ったわけでもなく泣きもしなかったのでどういう感想なのか自分でも微妙だったけど、2回目、3回目と回を重ねるごとに号泣。たぶんもう序盤のモリッツ見るだけでも涙腺緩む。
でも深く考えて観てるかと問われたらそうでもない。ウィキッドのほうが観ながら色々悩む。
SAを観ている途中は、自分が観たまま何かを感じるのが楽しいんだと思う。

めざめを観て、林さんがかなり好きになった。なんだろ。声なのかな。
他のキャストの方もかなり好き。むしろ私は今のSAカンパニーがだいぶ好きなのかも。演目が好きだからかもしれないけど。
他の演目でも是非とも拝見したい。楽しみにしてます。

バックステージイベントに参加したけど、グループに分かれてステージ上を見学しつつ待っているグループはあらかじめ参加者が書いた質問に答えてもらう質疑応答コーナーって形だったので、聞き漏らしてしまいそうな部分がでてきてしまうのが残念だった。その間に自分の書いた質問が読まれたりした日には…(笑)
まー時間的に仕方ないけど。
ステージ上を見学する際には楽器に触れなければあとは結構フリーダム。舞台袖も行けるし、ステージシートに座ってもいいし、更生施設の壁?に見立てられる柵も昇っていいですとか(笑)
小道具も手に取れるし、ファンとしてはたまらないのかも。
下手側に早着替えの場所(幕で囲われたスペース)が用意されてた。

全部のグループがステージの見学を終えると、参加者の中から抽選で数名を選び、劇中の場面を照明や音響などを実際に使って再現するコーナーに。
再現されたのは、「The Mirror-Blue Night」と「Those You’ve Known」だったかな。
メルヒの立った舞台が吊り上げられて青い照明が降りてくる場面と、墓地にいるメルヒにモリッツとベンドラが歌いかける場面。
「The Mirror-Blue Night」ではメルヒ役1名、舞台奥左右のロープを引っ張る役が左右それぞれ1名で2名。
「Those You’ve Known」ではメルヒ、モリッツ、ベンドラ役で計3名。
音響はキャストの方が歌っているのを録音したものが使用されていました。
「Those You’ve Known」では実際に舞台で使って余ったドライアイスでスモークも再現。
どちらの場面でも希望者がステージシートに座って観られるサービス(?)付き(笑)
数に限りがあるので公演でSSに座った方はご遠慮くださいって言われたので私は行かなかったけど、実際の公演でステージシートに座ってしまったら、イベントで座るなんて全然物足りないと思う(笑)

舞台としては1890年代であるが、マイクを使うことで現代に呼びかけるという表現になっている。
春のめざめではマイクは100くらい、照明は上にセットされているもので約300基くらい、吊り物のLEDなども合わせると約400くらいの照明があるんだったかな。ちょっとうろ覚え。
ステージシートの下にはスピーカーがあり、ステージシートでも音がすべてちゃんと聞こえるようになっている。
キャストが使う椅子は通常のSS(ステージシート)の椅子よりも頑丈に作られている。
青い片羽根の蝶はイルゼを象徴していて、その下のほうにある男性の肖像画はモリッツのご先祖様で、それぞれが鍵となる場面ではライトアップされる。
ステージに向かって右側の壁にある大きな赤い丸は太陽で、正面の壁の左上にあるのが月。
舞台中に使われる手紙は初演キャストの柿沢さんと林さんが実際に書いたもの。
ダブルキャストのときの衣装は、同じサイズで使えるようであれば一着の衣装で回すが、靴は大抵個別に用意する。

質問の中で、「何故春のめざめの舞台には傾斜がないのか」という質問があって、舞台スタッフの糸賀さん(だっけ?間違ってたら申し訳ない。)が少し困っておられたけど、「何故ないのか」ではなくて、傾斜がある演目のほうこそ「何故あるのか」って話の問題だと思った。演出上必要だと判断されたから傾斜があるわけで、ない理由というのは確かに答えにくそう。
SAは舞台の一部がスライドしたり吊り下げられたりもするから傾斜をつけるのは難しいって理由もあるんじゃないか、って感じの回答だったかな。

今日はPTAか何かのプチ団体っぽいおばさま方の姿も。
しかしその人たちが帰ったあとに客席の足元に飴かガムっぽい包み紙が捨てられてた。30年だか40年だか50年だか知らないけど今まで生きてきていい歳してんだから、ゴミをゴミ箱に捨てるくらいできないもんか。その口で子供や家族に「ゴミはゴミ箱に捨てなさいよー」とか宣ってるのか。そんなだから「これだからおばちゃんは…」とか言われるんだよ。
たまたま知らずにゴミを落としてしまってたまたま足元を見ることもなく帰ってしまったのなら仕方がないけども。
ウィキッド観てても、上演中に飴とかを食べ始めるおばちゃんがたまにいるけど、その包み紙のバリバリいう音も超迷惑。

今日も客席は1階が12,3列目くらいまでとS2が数席、あとはB席とC席(完売)、って感じのちょっと寂しい客数だったけど、春のめざめはもっと評価されても良い演目だと思う。
トニー賞8冠の上に何が「もっと」かわからんけど、少なくとも今日の客数的には残念な感じ。それでも上演されていることに有り難ささえ感じる。
これでたぶん今回のSAを観るのは終わりだけどまたいつか観られたらいいなと思う。

次は週末、ウィキッドに。

久々に普通に感想書いた気がする。

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