ウィキッド@大阪 10回目

6月11日 劇団四季 ウィキッド 大阪公演を観てきました。
ウィキッドを観るのも今日で10回目。まだ飽きる気配すらありません。

6月11日 ウィキッド 大阪 キャストボード
6月11日 ウィキッド 大阪 キャストボード

ウィキッドアカデミー(1章)にも参加してきました。
前回ウィキッドを観た時点では、今日は観る予定じゃなかったけれど、その後に見たイベントの紹介記事でアカデミーが面白そうだったので1章から観ておこうかと。
端的に言いますと、アカデミーにがっつり釣られました。

今日は早寝のためキャストさんの感想を少しだけ。
また明日か明後日に追記しようと思います。

6/13 追記

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名・パート|~キャスト|
|グリンダ|沼尾 みゆき|
|エルファバ|樋口 麻美|
|ネッサローズ|山本 貴永|
|マダム・モリブル|原田 真理|
|フィエロ|北澤 裕輔|
|ボック|伊藤 綾祐|
|ディラモンド教授|前田 貞一郎|
|オズの魔法使い|松下 武史|
|男性アンサンブル|内海 雅智|
|~|齊藤 翔|
|~|村澤 智弘|
|~|清川 晶|
|~|田中 宣宗|
|~|成田 蔵人|
|~|山田 真吾|
|~|松尾 篤|
|~|根本 健一|
|女性アンサンブル|孫田 智恵|
|~|荒木 舞|
|~|柏谷 巴絵|
|~|間尾 茜|
|~|増山 美保|
|~|花田 菜美子|
|~|小澤 真琴|
|~|西浦 歌織|
|~|織田 なつ美|
[/pukiwiki]

昨日は新しいモリブル先生がデビューされたと聞いたのですが、今日はきっと原田さんだと思ってました。
原田さんがモリブル降板される可能性があるかと思い、今日はモリブル先生をしっかりめに拝見。
最初に観たときより邪悪な感じはしたけれど、やっぱりどことなくちょっとお上品な感じ。
でも台詞がないときの表情とか仕草、マイクにギリギリ入るくらいの言葉など、今まで気付かなかった部分も観られたし、できることならあと数回は観たい。
もしウィキッドでもう観られなくても他の演目でまた拝見したいです。

樋口さんのエルファバ2回目。やはり声を長く伸ばす部分(声もロングトーンっていうのかな?)では凄いと感じました。
前回のように私の耳が低スペックであるが故の耳に刺さる感覚はずっと少なくなっていて、じっくりと聴けました。
木村さんのエルファバも好きだけれど、どうしてももう一息足りない感じは否めないのでまたエルファバをする機会があればがんばってもらいたい!
江畑さんや木村さんのエルファバは、「それまでの人生で様々な辛い出来事があったが故にどことなく硬い表情であり、事実どこまでも孤独」というイメージがしていたけれど、樋口さんのエルファバは「その同じ人生の中でも自分なりに向上心を持つことを忘れず、さらに自分なりの楽しみや夢を育ててきた」という感じ。登場~シズ大学のときから既にとても前向きな感じがするからかな。

沼尾さんのグリンダは今日もお元気でした。
そろそろ沼尾さんもお休みしたいんじゃなかろうかとか思い始めましたがまだしばらくいらっしゃるかな?

フィエロは久しぶりの北澤さん。岡田さんより大人のフィエロ(何それ)って雰囲気。ただ単に岡田さんより声が低いから?
岡田さんは爽やかなフィエロで北澤さんは甘いフィエロって感じ。まぁまだ観たことがない李さんのフィエロが一番甘そうではあるんだけど。
でも笑いポイントはやっぱり岡田さんより北澤さんのほうがこなれている感じがするような。
機会があるかはわからないけどもしまた機会があれば岡田さんのフィエロもいつか観られたら嬉しい。

ボックは金田さんからまた伊藤さんに。
金田さんが登板してる間がそんなに長くなかったので1回しか観られなかった。もうちょっとふたりのボックの違いを掴みたかった…

ネッサの山本さんは今日も涙がボロボロと。あんな短い時間でよく泣けるなぁ…

アンサンブルの方たちもようやく半分くらいは顔と名前が一致してきたかな。

とりあえずここまで。
細かい感想はまた追記。

6/13 以下追記。
グッド・ニューズ

この前は最近あまり泣かなくなってきた気がしたけど、もしかしたら樋口さんのエルファバを初めて観たからかも。それで考えることが多かったから泣く暇がなかったというか…

今日は楽しみにしすぎてしまっていたのか、グッド・ニューズでいきなり泣きそうに。
エルファバのシルエットもアンサンブルの皆さんも見ているけど、この頃ドラゴンの動きもよく見ているので色々と忙しい。
今日は紙テープがよく飛んでた。よく考えたら、あのテープが飛んでくる場所に座ったことがないよ… 😕

ここ2回くらい?は「見ろーグリンダ様だー」がCDとは違う感じになってきてるように思う。この前のリハ見のときもそう思った。
こういう変化を感じると、自分がウィキッドにハマってる事実を再認識しちゃう。
大好きです、ウィキッド。

この時のグリンダの表情がやっぱりいつも見どころ。やっぱり内心は「みんな何を言うの?どうして喜ぶの?」って思っているような気がして。
ウィキッドを観た最初の頃は、自分の思うグリンダたちの人物像が今よりももっとブレていたのでそこまで考える余裕もなかった。今でもブレてるとこもあるけど。

ヤングオズ枠のアンサンブルさんの動きを最近掴んだ気がする。自分が色々なところを観る余裕が出たことと、花沢さんも齊藤さんも目立つからかも。あと成田さんもよくわかる。女性だと孫田さんと間尾さんのおふたりは結構目立つので全部はわからないけど半分くらいはわかるかも。

シズ大学

樋口さんのエルファバはまだ2回目なこともあると思うけど、観ていて飽きない。基本的にはエルファバだけどちょっとお茶目なところが見え隠れする。
マダム・モリブルの細かい仕草を前よりもよく観られた。

魔法使いと私

本当に生き生きとしたエルファバ。エルファバの中の希望が膨らむ様子がよくわかる。

大嫌い!

今日も大好きな大嫌い!(笑)
でも序盤のエルファバを観るの忘れた。というかかなり下手だったので観えなかったくらいの勢い。
その代わりグリンダ様がよく見えました(笑)
グリンダが終始スマートなのに対してエルファバは大きな動き。途中から舞台上の人数が増えてちょっと観るところに困ったりもするけど、曲自体がかなり好き。

今日のレポートの返却のときは、ボックがいつもより冷たい感じに見えた。

言葉奪われる

今日改めて前田さんのディラモンド先生が凄いと思った。半分(それ以上?)はマスクで顔が見えないはずなのに、まるで表情が見えるような錯覚をしてしまうような目。モリブル先生に釘を刺されたときのなんとも言えない悲しい空気。
俄然興味が湧いてきた。今度ウィキッド観るときは今まで以上にしっかり観ようと思う。

人生を踊り明かせ

北澤さんのフィエロ久しぶり。もっとイケイケなイメージだったけど、今日観たらそうでもなかった。イケイケを気取りつつも実際は楽しくない(エルファバの洞察)という設定だと、雰囲気作りが複雑そう。

ボックまでもが本を放り出してしまう直前、下手にいるのでよく観られて良かった。
葛藤した上で、結局周りに流されてしまうのかグリンダのためと思い切っているのかはわからないけど、そういう弱さを持つボックがとても可愛い。

ボックがネッサと捌けるところ、フィエロの表情観忘れた。

グリンダから帽子を受け取ったときのエルファバの表情が忘れられない。次も絶対観る。立ち位置的に上手だとちょっと観づらいけど、次はどこの席だったろう…

グリンダとフィエロがいちゃついてる様子を観てオロオロするボックもやはり可愛い。リアルに人間臭い。
そしてそのボックの感情のゆらぎに気付くことなく純粋に喜ぶネッサローズが切ない。
その時点ではボックはネッサローズのことをどう思ってるんだろう。「違う!違うんだ!だからその…」のあたり。
「行こう」の表情から考えるとネッサのこともそれなりに思ってるんだろうか…?

ポピュラー

この頃苫田さんのグリンダが観たい。というか、沼尾さんのグリンダじゃないグリンダが観たい。沼尾さんのグリンダと他のグリンダがどう違うのかが凄く気になってきたから。
今日もふたりともコミカルで楽しかった 😀
今日のグリンダ様の泣く様子はいつもと違った?
何故か「なーりたいはずよ」がピンポイントで好き(笑)
しかしこの歌詞は風刺や皮肉っぽいだけでなく結構ザクザクと刺さる気がする。女性にとっては特に(笑)

ライオンを逃がすときに、エルファバがひとりで捲くし立ててフィエロに制止されるところ、エルファバの表情をがっちり観た。とても気になる。次も見逃さないようにする。

私じゃない

今日も本当に切ない。もはやグリンダのリプライズとセットになりすぎて複雑に絡んで余計切ない。
上を通るフィエロの気持ちが知りたい。

この後のモリブル先生は普通に生徒を思う人に見えた。邪悪さとはまだ距離がある感じ。
人が歪むのは権力を欲しがっているときより権力の中にいるときのほうが早いのかも。そりゃ歪まない人もいるだろうけど。

駅の場面、ここまでまだボックの名前をビックと言ってるグリンダはさすがに酷いよね 🙁
でも興味がないことは覚えられないって意味ならわかる。それにしても名前くらいは覚えてあげてよグリンダ様 😥
まーそんなこと言っても仕方ないけど(笑)
この時のネッサが必死すぎて切ない。

見つめ合うエルファバとフィエロに割り込むグリンダを観てつい笑ってしまうんだけど、気持ちはわかる。
そして今日もエルファバに促されてフォローするフィエロの様子に満足(笑)

エメラルドシティ

エルファバとグリンダだけじゃなく、衣装とかアンサンブルの方々の見分けも気になるし忙しい。
旋律の中でチキチキ言ってる楽器が気になる。

「凄い人気」からがかなり好き。
この曲は全体の動きも好きだしとても楽しい。

ブロードウェイ版は「Elphie, come on! we’ll be late for Wizomania!」のところから韻を踏んでる感じなの?そうでもないような気もする。

センチメンタルマン

今日も陛下来た来た。ミュージカル中ではやっぱりイマイチわからない人。のほほんとした人の良いおじさんかと思いきや「彼女は知りすぎた」とか。普通に考えれば、「優しい人の皮をかぶった酷い人」的なイメージなんだろうけど、どうもそれだけじゃない気がしてならない。
寂しいから今あるものを失わないようにしている?
一番欲しいものは何かとか聞いてみたい。物事の優先順位がわかったらどんな人かも少しはわかる気がするし(笑)

自由を求めて

今日もやはり良かった。けど泣きそうって感じではなかった。
ただ、エルファバが空にいるときのグリンダが近くて、ふたりの動きが比較的見やすかった。まぁ今日の席からだとグリンダは後頭部に近いので、表情のほうはいつもよりもわからなかったんだけど。
この時のエルファバの表情を観よう観ようと思ってるのに毎回ほとんど忘れる。交差する照明とかがもの凄い気になっちゃってついつい観てしまうからかもしれない。

ここから二幕。

魔女が迫る~この幸せ

マダム・モリブルの「グリンダ!」は激しくあってほしいけど、CDの影響なのかな…
フィエロのマイク前のときの「もどかしいです」の表情が笑えた(笑)
やっぱりグリンダは切ない表情が多いけど、何故かそれがいつもより印象的だった。
「今私は幸せよ」から「オズに」、「ありがとう」のところが好き。自分の違和感を押し流すところが。

エルファバとネッサの再会では、またネッサが凄く涙を流していた。
無表情なボックが切ない。
ネッサとボックが会話してるときのエルファバの表情をもう少しちゃんと観たい。
「彼女のため」と「私たちのため」がすれ違ってることをよく示してくれる。
しかし山本さんの迫力は凄い。

ワンダフル

いつも陛下のちょこちょこステップが可愛い。
あまり深く考えなければいいだけなんだけど、やっぱりこの場面はよくわからないのでモヤモヤする。
原作を読んだけど、もはやパラレルのようなものなので参考になるというわけでもなく、結局陛下もエルファバもわからない。

「どうでもいい」はオリジナルを確認する。もうちょっと複雑そう。

そう言えば、CDにある陛下の「1!2!3!」って今はもうないの?ある?なかった気がした。

グリンダは「ネッサだわ」ってなんで言っちゃったんだろう?どんな気持ちで言ったの?
見た目ばかり気にしていても決して頭が悪いようには思えないグリンダならネッサのことを言えばどうなるかわかりそうな気がするから、そこに微妙な邪悪さを感じてしまう。

私じゃない~リプライズ

エルファバのときとリンクするけどやっぱりグリンダの立場のほうが数段切ない。

二人は永遠に

フィエロが北澤さんになって、岡田さんのときよりも低くていい感じ。でも岡田さんのフィエロも好きだったし、やっぱりそれぞれ良いところがあるなぁ…

ネッサ追悼シーン。
今日もふたりの嫌味の応酬が非常に良かった。戦闘(違)シーンも盛り上がってたし(笑)
「ただ彼女を愛しているだけ」の前後、とても良かった。次もうちょっと考えながら観る。

闇に生きる

最初の「フィエロー!」はグリンダ様かと思いきやふたりとも言ってたんだった。
今日もエルファバが凄く迫力があってとても良かった。感情を隠さないエルファバに俄然惹きつけられる。
この曲は「自由を求めて」と同じくらい印象的に思える。

魔女を殺せ

今日はマダム・モリブルとグリンダが目の前。
いつもより表情もずっとしっかり観られたし、マダム・モリブルの迫力も実感した。真面目にちょっと鳥肌が立って怖かった(汗)
邪悪だ。

あなたを忘れない

ドロシーを罵るエルファバが近かった。
「キーキーうるさい子ね。」のあたりの表情がやっぱり印象的。台詞も好きだけどこの場面のエルファバが凄く印象に残る。
そしてその後は今度は上手にいるエルファバたちが遠い(笑)
でもチステリーがとても見やすかった。グリムリーを渡したくないチステリーがとても可愛く思える。
今日はこの曲でいつもより泣いてしまったかもしれない。
曲はもちろんその後の顛末まで含めて。
カーテンを閉めるときの「しーっ」ってするエルファバの顔が忘れられない。結末知ってても泣ける。

陛下とグリンダが話しているときのマダム・モリブルの表情が凄かった。「今、超計算してるだろ!」って思える表情(笑)
「私の可愛い生徒」とは言ってみたものの「ろ・う・や♪」と言われたマダムの叫び声が凄い。マダムは牢屋でどう過ごすんだろう。
グリンダの「連れてって!」も印象的。

フィナーレ

シャボン玉に乗るとき、チステリーに「バイバイ」って言ってる気がしたけどよくわかんなかった。
「思いを託してくれた人達」はやっぱりエルファバのことを思いながら言ってるのかなー。
まぁ結局今日も遠慮がちにではありながらもしっかり泣いてしまったフィナーレでした…

以上です。

この後のウィキッドアカデミーにも参加しましたがその感想はまた別の記事です。
ウィキッド@大阪 10回目 (ウィキッドアカデミー第1章)

6/13 追記ここまで。

次のウィキッドは再来週!
明日は55ステップス彦根公演に行ってきます!

関西ハシゴキャンペーン
関西ハシゴキャンペーン

キャンペーンの看板、なんとなく撮ったのでついでに載せておく(笑)

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