コーラスライン@京都 1回目

6月8日 劇団四季 コーラスライン 京都公演。

以下、キャスト・感想。あと、終演後の出来事について。

6月8日 コーラスライン 京都 キャストボード
6月8日 コーラスライン 京都 キャストボード

久しぶりじゃないのに久しぶりな気がする、とか思って確認したら半年ぶりだったのでやっぱり久しぶりでした。
合わせて数えてもまだ2回目だけど。
今日はリハ見も参加してきました。

今回はグレッグとマギーのキャストが未定でした。キャストが未定のときに観に行ったのは初めて。たぶん。
未定ってのもドキドキして楽しいかも。

今日は終演後のロビーでウィキッドのキャストさんを見かけたよ。

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名|~キャスト|
|ザック|加藤 敬二|
|ラリー|松浦 勇治|
|ダン|丹下 博喜|
|マギー|勝田 理沙|
|マイク|斎藤 洋一郎|
|コニー|大口 朋子|
|グレッグ|萩原 隆匡|
|キャシー|坂田 加奈子|
|シーラ|増本 藍|
|ボビー|荒川 務|
|ビビ|小松 陽子|
|ジュディ|恒川 愛|
|リチー|松島 勇気|
|アル|菊池 正|
|クリスティン|染谷 早紀|
|ヴァル|石倉 康子|
|マーク|玉井 晴章|
|ポール|飯村 和也|
|ディアナ|熊本 亜記|
|フランク|本間 裕司|
|ロイ|宮本 聖也|
|トム|金光 基成|
|ブッチ|吉田 龍之介|
|ビッキー|秋山 舞|
|ロイス|森田 真代|
|トリシア|山﨑 菜摘|
[/pukiwiki]

前回は2009年12月に自由劇場で観ました。それが初見で、今回は2回目。当然ながら、前よりはしっかり観られました。
前はテンションが上がりすぎてて序盤で落とされる人たちとかはほとんど覚えていないのですが、今回はキャストさんたちの顔も比較的わかったこともあったし、役について知ってる部分もあったからかしっかり観られました。

前回観たときの感想(コーラスライン@自由 1回目)には

コーラスラインは映画も観たことがないし舞台も初めてなので、展開についていくのに必死であまり頭に入っていないかもしれません。あと1回か2回は観ないと色々と見落としている気がしました。もう東京公演は観る機会もないので、是非6月あたりの京都に来てもらいたいです。

って書いてあった(笑)

今回はグレッグとマギーが未定のままで観に行きましたが、グレッグは道口さんが抜けられたようで萩原さんに。(リハ見で萩原さんを見つけてびっくりした!)
マギーは、前回観たときに序盤で落とされるトリシアだった勝田さん。

前回のザックは深水さんでした。深水さんのザックも良かったけど、加藤さんのザックを一度観たかったので観られて満足。
前回ダンだった松浦勇治さんが今回はラリーに。
他にも前回と比べると半分くらい変わってるかな?顔と名前が一致する方もちょうど半分くらいかも。

前回と違う感想や新しく思ったことを中心にメモ。

感想

I Hope I Get It

この曲を聴くとテンションが上がってしまうので危ない。
バレエのコンビネーションに続いてダンス。

この中にいるビッキーかロイス(どちらも最初に落とされるけどどちらがどちらかわかりませんでした)は、きっとバレエを小さい頃からやってきており、自分に自信がある人物だと思いました。ピンクのバレエっぽい衣装を着ている人物です。
何故そう思うのかと言うと、バレエは完璧に綺麗にこなすのですが、その後のダンスでもそこら中にバレエの動きが出てしまうのです。しかも、それをおかしいと思っている様子もなく、自分は美しい、やれている、と感じているような様子に見えたので。動きが自然とバレエ要素を含んでしまうみたいな感じ。
彼女は序盤で落とされる7人のうちのひとりになります。

あと、「この仕事がどうかとれますように」と舞台上手で歌うのはトリシアという人物にあたるみたいです。
リハのとき、「山﨑」と呼ばれている方(山﨑 菜摘さん)がそのポジションだったと思うので。
彼女も落とされます。

あとはバレエの経験がないというビッキーまたはロイス(前述のバレエの人物でないほう)も落とされました。

男性では、どうしても下を向いてしまうハチマキくんが落とされます。
他にも3人の男性が落ちるのですが、微妙に覚えていないみたいです…

この曲はダンスをしている人は色々と用語が出てきて楽しいかも。
ダンスのことを知らなくても楽しいくらいだし。

その後、残った17人で自己紹介。出身地と年齢。
誰が誰かわからなくなったらプログラムを見ると思い出しやすい!立ち姿のシルエットがあるし、舞台に並んでいる順そのままだし。

中国の暦とか酉年って言うのがコニーだけど、やっぱり日本じゃ「酉年」が馴染みすぎてる感じがして微妙だったー。英語圏というかアメリカかヨーロッパなら「酉年」の意味がさっぱりわからないからきっと笑えるんだろうなぁって。

「男です!」はリチー。

I Can Do That

12人兄弟の末っ子マイク。
「端から始めましょうよ!」を観るまで忘れてた!今日も面白かった(笑)
4歳や5歳の子が大きすぎる靴に必死に靴下を詰めているところを想像すると可愛い(笑)
マイク役の斎藤さんの表情が豊かで好き。動きもコミカル。

皆が次自分が指名されたら何を話そうか思案し始める。

At The Ballet

最初がシーラ、次がビビ、それからマギーかな。バレエに没頭した女性たちが歌う。
この曲は彼女たちの家庭環境が語られる分、かなり切ない。
3人の声の重なりも聴き所かも。

Sing!

アルとクリスティンの夫婦。
クリスティンは前回と同じ染谷 早紀さん。顔のパーツが大きい分とても華やかな感じで、印象的!また観たいと思っていたので良かったー。可愛いなぁ。
アルは前は川口さんだったけど、今回は菊池さん。
菊池さんだとちょっと年の差夫婦みたいに…(失礼ですみません)
この夫婦はアルがとても優しくて気遣っているのがわかるのでほのぼのします。

Montage

この曲は入れ替り立ち替りで色々語られるので記憶が曖昧になってしまう。
次観るときはもっとちゃんと覚えよう。

ダンってここだっけ?彼の「ストリッパーとできてたのは本当は…」の答えが気になる。凄く気になる(笑)
グレッグはあれだね。バスでもアレな。そしてゲイ。
コニーは背を伸ばしたくて必死に鉄棒。
ボビーは父親が自分を恥じていることで傷ついている。誕生日には足を引きずってサービスの人。
ジュディはここだったかわからないけど、妹を丸坊主にした人?女の子とキスの練習したらしい。
リチーは学校ではなんでもナンバーワンだったけれど、卒業したら幼稚園の先生。ナンバーワンっぽいポーズが印象的。
マークは医学書を見て勘違いして教会に行った男の子。

Nothing

ディアナ。
プエルトリコについてもう少し知っていれば、「雪だのそりだの」でもう少し笑えるのかも?
彼女が泣いたのは、自分が本当に不感症だったと知ったから?
でもこういうエピソードは演技に限らず結構ありがち。優等生っぽい答えを知っていれば他の分野でも「みんな」みたいになるだろうし。

Dance10, Looks3

ヴァル。
ものすごーーく微妙にだけど、グリンダを思い出す流れ。
しかもこちらは現実的というか実際あるだろうエピソードなだけになんとも言えず切なさが込み上げる。

CDだと「整形外科」って言ってるところが「形成外科」に変わってた。確かに。
CDのほうがキャピっとしてて明るい感じ。と思って確かめたら、CDのヴァルは知寿さんでした。なるほどなるほど。知寿さんてホントに幅広い。

The Music And The Mirror

キャシー。
前回も思ったけれど、激しいダンスと歌。
坂田さん大変そう!でもやっぱり坂田さんのダンスはとてもしなやかで綺麗。このキャシーのときはそこはかとなくセクシーでもあり、なおかつ必死さが漂ってこちらが緊張してしまいそうなくらい。
鏡の角度を考えると、ちょうどど真ん中にあたる席で観たい1曲。
終盤の、ライン上にいるときが曲も動きもとても好き!

この後ポールの告白。
今回は前回よりもグッときた。むしろ前はちょっと空気に飲まれてたところが。
たぶん、母親と父親の下りで涙腺が緩む人は多いと思う。母親の「あの子…」って言葉とか、父親の「息子をよろしくお願いします」って言葉とか。泣いてるっぽい人も何人かいたようだし。そして私も泣きかけてた。

What I Did For Love (愛した日々に悔いはない)

ディアナから始まる。
ここまで「悔いはない」と思えるものに出会えること自体が幸せだろうなぁと思いつつ聴いていた。
幸せだろうなぁというか、それは夢を持ってそれに向かって進んでいる人にしか言えない言葉な気がして。
私はここまで一生懸命になれるようなものはないし、それを見つけたりそこに近づく努力をしたことがない…気がする。たぶん。

One (Finale)

これってなんなんだろうなぁ。幻想世界というかリアルなほうでのカテコみたいな解釈なのかなぁ。
だって合格した8人でもないし、ザックもいるし、ポールもいる。
しかしそんなことはどけておいたとしても華やかできらびやかなので大好き。フィナーレに相応しい。
歌詞や旋律、衣装、声の重なり、ダンス、演出、照明、舞台装置、どれも好き。
その上ついつい口ずさんでしまう。最後だから寂しい感じもあるけど。

この時って、結構な早変わり?
特に合格した男性4人ってなかなか忙しいんじゃないかと。

ザックとキャシーが腕を組んでてちょっとニヤリとしたり、萩原さんや加藤さんの動きが綺麗でがっつり見たり。
でも今日はやっぱりラインダンスだけあって息が合っている感じのほうが強かったかな。
でもほんのちょっとした動きでやっぱり加藤さんとか松島さんキレがあるような気が。萩原さんも結構。
もうそう思って観てしまう部分もあるのかなぁ。

今日のOneは客席の手拍子付きでした。
男性は腰を折ってお辞儀するから拍手が出るんだけど、女性はハットを上げてご挨拶(アクションが小さめ)だからか、個別の拍手がなかった。

恒川さんや荒川さん、丹下さんたちは比較的身長が高い分、人と同じ速さの動きでもちょっと大振り感があるので、きっと見ているよりずっと大変っぽいなぁと思います。

以上。思ったより短いというか書くのが難しい。また月末にコーラスラインを観るので、その時もしっかり観たいと思います。
観るからにはちゃんと何かを得たい。

その他

今日は、カーテンコールが終わってロビーに向かうと、大阪で公演中のウィキッドのキャストさんたちを発見。
何人かで来てらしたんだと思いますが、ネッサローズ役の山本さんとボック役の伊藤さんだけわかりました。
その前を歩いてらしたのもキャストさんじゃないかと思うんだけど、よく見えませんでした。
2階からの階段が合流する少し先(扉付近)あたりからコインロッカー前を通って流れと反対に歩いてらしたのでたぶん楽屋に挨拶に向かってらしたんだと思います。
せっかくのオフだし(月曜じゃないからオフだってこと忘れてたけど。)声をかけるのも申し訳ないかなとも思ったのですが、よりによって最近ブログでも散々書いてる大好きなボック役の俳優さん、しかもボックを好きになるきっかけをくれた伊藤さんが目の前にいらしたので、テンションがヤバイ感じに…
数秒間超葛藤したのですが、どーーーーしても何か(具体的に何をかは考えてなかった(笑))伝えたくて、声をかけさせていただきました。
たぶん、「いつも観てます、これからも頑張ってください」とかなんとか口走ってしまった気がします。
「『いつも観てます』ってテレビみたいじゃん!」とか思わなくもないし、もっとちゃんと応援なりなんなりを伝えたかったのですが、何も考えてないまま特攻してしまったし、あまり長々とお引止めするのも良くないだろうしで、咄嗟にそれしか言えなかったっていう… 😳
伊藤さんはちょっと驚いていらしたみたいですが、「ありがとうございます」って笑顔で答えてくださいました 😀
帽子がよくお似合いでした 😉
あと、お肌がとても綺麗だった!負けた!(何)

あぁ、もっとしっかり「伊藤さんのボックが大好き」って言えば良かった。ってなんか告白っぽいな。
次(あるのか?)機会があったらちゃんと伝えられるようにする!
山本さんの演技も凄いと常々思うので、その山本さんにも声をかけられればよかったけど位置的にさすがに無理がある感じだったので残念。

しかしよく考えたら、義兄がたまに「休演のキャストさんが観に来てて、ロビーにいたりする」って言ってたのを聞いてたのでわかったのもあるかも。そうじゃなかったら自信がなくてそのまま声かけずに終わってたかも、って思うとその義兄にも感謝すべきかな。
ありがとう!

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