マンマ・ミーア!@広島 1回目

5月29日 劇団四季 マンマ・ミーア! 広島公演。
遠征でマチソワマチの1回目のマチネ。

以下キャスト・感想。

広島は遠征って言うほど遠いわけじゃないけど、新幹線を使わずには行くのは現実的に無理があるし「近くに遠出」みたいな感じになる(笑)

マンマ・ミーア!は、初めて観たミュージカルでもある演目。一度だけ観たことがあるので合計だと2,3,4回目。
最初に観たときはブログも書いてない(むしろ別のゲーム系ブログしか書いてなかった)し、空気に飲まれてたからほとんど覚えてないけど照明の印象がとても強かった気がする。

5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード

この記事はホールと座席位置の感想、キャストについての感想。
一幕の感想は
マンマ・ミーア!@広島 2回目
二幕の感想は
マンマ・ミーア!@広島 3回目
です。

5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 キャストボード
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 垂れ幕
5月29日 マンマ・ミーア! 広島 垂れ幕

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名|~キャスト|
|ドナ・シェリダン|濱田 めぐみ|
|ソフィ・シェリダン|江畑 晶慧|
|ターニャ|八重沢 真美|
|ロージー|青山 弥生|
|サム・カーマイケル|阿久津 陽一郎|
|ハリー・ブライト|明戸 信吾|
|ビル・オースティン|野中 万寿夫|
|スカイ|田中 彰孝|
|アリ|木内 志奈|
|リサ|柏 円|
|エディ|鎌滝 健太|
|ペッパー|大塚 道人|
|男性アンサンブル|雲田 隆弘|
|~|鈴木 智之|
|~|河野 駿介|
|~|柳木 優|
|~|ソル ドンギュ|
|~|キム スルギ|
|~|チョ ジョンファン|
|女性アンサンブル|合田 友紀|
|~|平田 曜子|
|~|小島 由夏|
|~|細見 佳代|
|~|大場 沙耶|
|~|河内 聡美|
|~|キム サラ|
[/pukiwiki]

座席

今回は、最前列下手、C席センター、5列目上手と結構色々なところで観たけれど、ALSOKホールは広いのでC席はかなり遠く感じるかも。1階最前列ですら舞台との距離が四季劇場よりも広いのでなんだか違和感がある。
とりあえず初見でALSOKホールで観るなら個人的お勧め座席は2階の最前列。
もちろん1階の前のほうもそれはそれで表情なども観やすいし雰囲気も最高だけど、どうしても舞台の床なんかは見えなくなるので床にあてられる照明が見られない。
そして、Overture / Prologueで幕にあてた照明で海や波を表現しているであろう演出もC席で観たときが一番綺麗だった。近すぎると雰囲気が堪能しづらい。
ただ、ALSOKホールの2階は音がとても遠く感じられて臨場感が希薄。音自体が小さいのかもしれないけど、台詞はそうでもないし、1階のスピーカー近くだと音もそんなに小さいってほどでもないし、設備の問題(スピーカーの位置関係)かもしれない。
よって、照明などの演出全体を楽しみつつ距離感も妥当な線となると2階の最前列が良さそうかな、と。(それでも多少音が遠い感じはすると思う。)
初見じゃなかったり、特に目当ての俳優さんがいればまた別の席が良いだろうけど。

キャストについての感想

今回はウィキッドのディラモンド教授役で注目していた雲田さんとクレイジー・フォー・ユーのピート役だった大塚道人さんがいらしたので、メインキャストの他にも観たいところが一杯で大変だった!
でも結果的には、雲田さんを観てる率が高かった。舞台に出てるときの8割はがっつり観てた気がする。
ディラモンド教授のときは雲田さんの生き生きした表情というのはほとんど観る機会がないわけで、今回は存分に堪能。
「Honey, Honey」終わりなどの転換で机を運んでるところとか、「Money, Money, Money」前のゲームしてるところとか。
後ろから何人かで顔を出すのって「Mamma Mia」だっけ?
あと最高だったのが「Voulez-Vous」のとき。衣装もパッチワークみたいで可愛くて良かったー!ダンスもがっつり観たし。「Voulez-Vous」は雲田さん絡みじゃなくても一番好き。曲も振付も。
「Under Attack」のときはやっぱり人数からすると水着着てるのかな?見つけられなかった。
終盤「I Do, I Do, I Do, I Do, I Do」で雲田さんがいない!と思ったら神父(牧師?)様の役で眼鏡をかけて登場!眼鏡いいね!CFYのピートさんだって眼鏡かけてるから好きとも言えるくらい眼鏡好きなので!
でもこのときはソフィもスカイもドナもサムも観たいから結構忙しい感じ。
カーテンコールのときは移動が激しいけれど、女性たちと一緒にセンターのときは思わず叫びそうになる。というか叫んでしまってたかもしれない。きゃー雲田さんがきゃーとかなんとか。でも隣にいた姉くらいにしか聞こえてないとは思う。

雲田さんが出ていないときはペッパー役の大塚さんを観てたり、メインキャストを観てたり。
道人さんも結構観てたりするけど、やっぱりメインはターニャと絡む「Does Your Mother Know」。この時はついつい八重沢さんに目を奪われるときもあるけど、コミカルで楽しいしダンスも堪能できる。ペッパー(大塚さん)→エディ(鎌滝さん)と特攻(笑)した後に続く方が男前だった。名前知らないけど。
特攻しない最後のひとりは河野さん。
エディ役の鎌滝さんは舞台上どこにいても目立つし表情が豊か。むしろ笑顔が豊か?笑顔が印象的?一度シリアスな大人の役やってるとこが観てみたい。

アリの木内さんのダンスがとても綺麗で好きだった。きっと次からは他の演目で観ても見つけられるはず!
リサの柏さんも可愛らしい空気を出しておきながら「Gimme! Gimme! Gimme!」ではかなり激しいダンスだったしそのギャップが素敵。CFYのパッツィー役も可愛かったけど、柏さんて天然キャラの役が多いのかな(笑)

女性アンサンブルでひとり凄く美人な方がいらしたけど、名前はわからず。

ドナ役の濱田さんは以前アイーダで一度観たことがあるだけ。
濱田さんは、アイーダのときもそうだけど、声も歌い方も心地よくてついつい浸ってしまうので、人物の心情を考えるのを忘れてしまって困る…
それが嫌ってわけでもないしむしろ非常に好きというか抗い難い魅力があるんだけど、演目全体を理解する上ではもうちょっと浸らずに見ないといけない気がする。歌詞や台詞が頭に入らなくてまさに右から左になりがちだし。
しかしマンマは大雑把な理解でも全く問題なく楽しめるのが凄い。ホントに気楽に楽しめる。しかも存分に。
濱田さんの歌い方は、小さい声のはずなのにしっかり届いてよく聞こえるけど小さい声だってのはよくわかるっていう不思議。
濱田さんにハマったらやばそう。他の人にはない感じの魅力な気がする。
一度でもいいので濱田さんのエルフィーを観てみたい。観たら観たでハマってしまいそうで、逆に怖くもあるけど。
今のドナ役も素敵なのであと一度くらいは見られるといいな。

ソフィ役の江畑さんはエルファバ役で4回か5回くらい観たかな?
一番好きなのは最後の「I have a dream」。心地よい余韻にぴったりな気がする。ロンドン版のソフィ(Lisa Stokke)はもっと可愛らしい感じの声だけど、むしろありがちとも言える気がする。それはそれで好きだからどちらがどうとは言えないけど。
でも江畑さんはソフィの他でも色々な(特にエルフィーのような激情的な一面を持つ)役で観てみたい。
ソフィの「てんてんてん」でエルフィーの「おバカ…」と通じる雰囲気を感じた。声のトーンが近いからかな。
「Lay All Your Love On Me」でのスカイとの絡みはもちろん、他のところでもちょっとした仕草が可愛くてソフィの空気全開。
30日のマチネでの「Knowing Me, Knowing You」のとき、ぼろぼろと涙が出てた。かわいいなぁ。

ターニャ役の八重沢さんはCFYのアイリーン役やウィキッドのマダム・モリブルで何度か。1年半くらい前に観た名古屋公演のターニャも八重沢さんだった。たぶん。
八重沢さんは見ずにはいられない感じの空気を作るのがとても上手くて(華があるってことなのかな?)、ついつい目がいってしまう。
そしてターニャの衣装は露出も高いので綺麗な足とかも見ちゃう。スタイルいいなぁ。
「Chiquitita」での歌とダンスも良いけどやはりターニャと言えば「Does Your Mother Know」。腰の動きが刺激的(笑)
八重沢さんの雰囲気と表情がもうターニャそのものの印象になっているので、他のターニャを観るとちょっと物足りないかもしれない。

ロージー役の青山さんは名古屋でマンマを観て以来でかなりお久しぶりな気が。
どの役も大切なんだけど、ロージーは一幕の中盤以降かなり重要な感じがする。コミカルさを演出する上で特に。
演劇は色々な演目がある中でも喜劇が一番難しいんだと聞いたことがあるけれど、確かに「演じている」雰囲気なんかを感じさせると笑いも半減しそうだし、本当に鍵になってる気がする。
「Take A Chance On Me」も笑いがクスクスと起こる絶妙な雰囲気。
まだ数回しか観ていないマンマ・ミーア!なのに、ロージーは青山さん以外思い浮かばない。

サム役の阿久津さんはいつ観たっけ…
55ステップスが最後だったかな。むしろ55ステップスでしか拝見したことがないな。あまりご縁がない模様。
色々と阿久津さんで観てみたい役はあるんだけど。
声が枯れがちなのかと最初思ったけど、そういうわけじゃなくわざとみたい。
相変わらず華々しい空気を纏っていらっしゃる。サムもいいけど違う役でも観てみたい。
そして55ステップスのときの流し目が忘れられない(笑)
「I Do, I Do, I Do, I Do, I Do」での立膝のときめちゃめちゃ格好良かった!そりゃドナも「I Do」しちゃうねって思うくらい(笑)
しかし阿久津さんがCFYのムース(サントラの話ね)って、画では想像できないな。

ハリー役の明戸さんは2月のLK以来。その前は名古屋のマンマだからまだ2回で今回でやっと3(,4,5)回目。
「Our Last Summer」のロンドン版の歌詞で言う「And we sat down in the grass by the Eiffel tower」のところの声が好き。
裏ってわけじゃないだろうけど特に響く感じの部分。
どうもLKのザズのイメージが強くてそっちがたまに混ざってしまうけど、ハリーのときの表情は柔らかくて良い。しかも「連れ合い」が「Jack」というマニアックな役どころが何故か似合う。
あ。でも、味方さんのハリーも観てみたいな。

ビル役の野中さんは美女と野獣のガストン役以来。2月かな?
ガストン役のときはそうでもなかったけど、今回のビル役でかなり惚れた(笑)
髪と髭がかなりリアルにワイルドで、役どころとしてもとても似合ってるし、混声になったときの声の低さも素敵。
ロージーとふたりでターニャに釣果報告するところはもちろん、「Take A Chance On Me」ではまたもやロージー役の青山さんとふたりで凄く上手い間を作って客席を笑わせてくれる。この空気は上手いと思った。
カテコでは衣装もがっつりセクシー系(笑)で本当に笑える(笑)
30日マチネのカテコで濃厚な投げキッスしてた(笑)
是非他の役でもまた拝見したい。

スカイ役の田中さんは55ステップス@福岡で3回とLKのシンバで1回観てる。
スカイの見せ場と言えばやっぱり「Under Attack」のドレス姿(違…いや、違わない(笑))
もうあのときの田中さんの表情がド真面目で笑わずにはいられない(笑)
あのセクシー衣装考えたの誰なのかとか考えてしまう(笑)
他でも細かいポイントが色々あって(ソフィとの絡みとか結婚式の「ご着席」とか(笑))真面目な顔であればあるほど笑える仕掛け。しかし「Lay All Your Love On Me」はセクシーさや華やかさも必要だし、役としてはなかなか難しいんじゃなかろうかと推測。

キャストについてはこれくらいかな?
書き忘れてることがありそうなので思い出して気が向いたら追記する。

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