クレイジー・フォー・ユー@福岡 3回目

4月11日 劇団四季 クレイジー・フォー・ユー 福岡公演を観てきました。
遠征マチソワマチの最後のマチです。

4月11日 クレイジー・フォー・ユー 福岡 キャストボード
4月11日 クレイジー・フォー・ユー 福岡 キャストボード

この記事は3回観た感想をまとめて書いています。
帰宅して2日も経つと、どれが何回目のときの気持ちだったのかわからなくなってくる部分もあって(笑)

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名|~キャスト|
|ボビー・チャイルド|加藤 敬二|
|ポリー・ベーカー|木村 花代|
|ランク・ホーキンス|川原 洋一郎|
|アイリーン・ロス|増本 藍|
|ベラ・ザングラー|志村 要|
|エベレット・ベーカー|石波 義人|
|ボビーの母|斉藤 昭子|
|テス|高倉 恵美|
|ユージーン・フォーダー|村澤 智弘|
|パトリシア・フォーダー|西田 有希 (劇団俳優座)|
|ムース|荒木 勝|
|サム|吉賀 陶馬ワイス|
|ミンゴ|畠山 典之|
|ビリー|厂原 時也|
|カスタス|坂本 剛|
|ジュニア|大空 卓鵬|
|ピート|大塚 道人|
|ジミー|田中 宣宗|
|ワイアット|澤村 明仁|
|ハリー|西門 宇翔|
|パッツィー|柏 円|
|シーラ|髙橋 佳織|
|ミッツィー|大石 眞由|
|スージー|徳江 みさほ|
|ルイーズ|恒川 愛|
|ベッツィー|村上 智|
|マギー|山﨑 菜摘|
|ベラ|村上 絵里子|
|エレイン|鈴木 真理子|
[/pukiwiki]

1回目と3回目は1階2列目で、2回目は2階C席でした。
2階席だと照明で作られる足元の薔薇?とかが綺麗に見えて良かったです。全部近くで観たいくらい好きだけど、2階でも観て良かったと思います。

Overture
他の演目は5分くらい遅れて始まるけど、CFYは結構正確にOvertureが始まりますね。なんでだろう。Overtureが結構長さがあるから?それともたまたまなのかな。

K-ra-zy For You
パッツィーの「カタカタやってた」から爆笑。
タップだけじゃなくて、振付自体も好き。
ザングラーさんの足は意外と大きいのです 😉

CDとはちょっと歌詞が変わってるみたい。「物にならん」のところが「認められん」って感じで。

I Can’t Be Bothered Now
まるで母とアイリーンの火花が見えるかのよう(笑)
最後のクラクションのところの振付が面白い(笑)
ガールズが可愛いなぁ。
あの電話を立てて置いた上で受話器をちゃんとかけるのが難しそう。

Bidin’ My Time
ムース・サム・ミンゴ。
サムの古賀さん凄く似合ってる。

Things Are Looking Up
ポリーの台詞がいちいち男前(笑)すぎて笑える。
ボビーの一目惚れっぷりが凄い。
グッズのボビーベアはサングラスかけてるけど、ボビーがサングラスしてるのってこの登場のときだけかな?
ボビーが運ばれるときの「どうも」がちょっと可愛い気がする。
ここから酒場の中。

Could You Use Me?
この曲結構好き。
普通、自信たっぷりに「幸せにしてあげる」とかなかなか言えなさそうだけど。
ポリーがまた男前(笑)

Shall We Dance?
ここからまた外。月が出るのってここだっけな…
この時のポリーの動きは凄く難しそう。乗り気しないのにいつの間にか踊らされていて段々楽しくなるって雰囲気を出すのが。
木村さんの表情が可愛い。
ポリーがキスしたときのボビーの反応が好き(笑)

Girls Enter Nevada
そして傷心。
どうもどうもどうもー。
この時のガールズのシルエットが素敵。印象に残る場面だと思う。
(そして11日のマチネではここでプロ根性を見た。さすが。)
デッドロックの男性たちの驚きようも凄いし、最後のガイエティ劇場に入る様子も面白い。
曲も好き。

Someone To Watch Over Me
この時のポリーの衣装はシンプルだけど可愛い。彼女のサバサバした部分が衣装で、寂しがり屋な部分が曲って感じがする。

パッツィーとムースたちが振付の練習してるのってここだったかな?
この時のあの4人はホントに面白い。
そしてピート先生の現代演劇の講義が!

Slap That Bass
I Got RhythmやFinaleと同じくらい好きな曲。
演出も曲も振付も全部が好き。ムースも爆笑させてくれるし、パッツィーは後ろ走り回ってるし(笑)
ロープの使い方も素敵。
本当にCFYは何でも楽器になる。この場面で言えば、見た目を楽器的に装う部分がロープで、役割を楽器にするのが斧とかかな。
この役割を楽器にするという点がさらに進化した感じがI Got Rhythmだと思う 😉

Embraceable You
この曲も好き。ポリーの行動力に驚きつつ、ボビーの反応に笑う。

Tonight’s The Night
楽屋の様子が楽しそうで素敵。
フォーダー夫妻登場。

I Got Rhythm
Finaleと同じくかなり盛り上がるであろう曲。私も大好き。
色んなものが楽器になってみんなが楽しそう。
タップもたくさん見られるし最高。パエリアパン上でのタップのところがすごく好き。
デッドロックの男性たちが明るく元気になってる。
屋根(と金槌?)、じょうろ(とスコップ)、つぼ、ヘルメット、パエリアパン、空気入れ、トイレのいわゆるスッポン的なアレ、のこぎり…あとは思い出せない。

ここから二幕。

The Real American Folk Song Is A Rag
ポリーとムース・サム・ミンゴたちが面白い!
しかもこの曲は訳詞がなくて英語歌詞のまま。Realという点の強調なの?
結構韻を踏んでるところがあって、そこにムースたちのハモリがあって耳に入ってきやすい。

What Causes That?
この曲はかなり笑いが起こる。ふたりのザングラーの動きを合わせるのも稽古や打ち合わせがたくさん必要だろうし大変そう。
途中、歌詞だけ見るとちょっと危ない人なんだけど(笑)
この後のポリー・ボビー・ザングラーのやり取りが面白い。

アイリーンとボビーのカツラのやつってここだっけ。
増本さんのアイリーンが、ボビーが閉めたドアに向かって「ばかぁーーー!」って可愛く言うのが毎回本当に可愛くて仕方がない。八重沢さんのアイリーンは言ってたかどうか覚えてない。初見で舞い上がってたもんで 🙁

Naughty Baby
アイリーンの見せ場。
アイリーンはもちろんだけど、この時のランク(川原さん)の表情が本当に面白くて、俳優って職業は凄いなぁって実感する。
序盤の表情とか、客席の人大概笑っちゃうもん。

Stiff Upper Lip
この曲って、実際でも結構元気が出る曲だと思い始めた。テンポも歌詞も好き。
このときのトゥーシューズを履いてのタップが凄いなぁって思う。拍手したいくらい。

They Can’t Take That Away From Me
ボビーがたそがれててちょっと切ない。完全に殻に閉じこもった的な(笑)

But Not For Me
日本語歌詞の中では韻を踏んでるのが一番よくわかる曲だと思う。

この曲の前だったか後だったかで、ザングラーさんが小躍りするのが笑える。

Nice Work If You Can Get It
出だしの「お金のために働く人 名誉ばかりを欲しがる人 そんな人生つまらない 若いときは二度とこない」って歌詞が好き。
確かになぁって思う。まぁ私にはお金も名誉もありませんけど。しかも若くもないという 😆
「やればできる」ってのは「やる」って決意するまでが本当に大変であって、それからは意外といけるんじゃないかと思う。何事も。
妖精さんたちがまた可愛い(笑)

French Bidin’
カントリーぽいのも良かったけど、こっちの明るいフランス語詞のも素敵。

Things Are Looking Up-Reprise
エベレットとボビー母奇跡の出会い(笑)
この場面はなかなか知らずに想像できる人は少ないだろうし、絶対に笑えるし、ほっこりすると思う。よきかなよきかな。

みんなで相談はパッツィーが笑えるし、ボビー母も結構笑える(笑)

Finale
Finaleでちょっと泣いてしまう。号泣するわけじゃないんだけど、いつもちょっとだけ泣ける。
誕生(?)した5組(ボビー&ポリー・ランク&アイリーン・エベレット&ボビー母・ザングラー&テス・ユージーン夫妻)のカップルを見て良かったなぁとも思うし。
一度幕が降りてからが楽しくて楽しくてたまらない。大好き。

以上。

ポリーを見てると、「嫌い嫌い」と思っていると大事なことも見えなくなっちゃうのかもなーとか思います。本質を見落とすというか何というか…「物事は思っているよりもずっと簡単」って歌か言葉もどっかにあった気がするし。
苦手なものや苦手なこと、苦手な人に対して「嫌いだ」「苦手だ」という感情を一度無理矢理にでも忘れてみるとまた違う部分が見えるかも。むしろそれが一番難しいんだけどねー 😕
人間は感情の生き物だろうし。

とにかくクレイジー・フォー・ユーは至る所に韻を踏んでいる箇所がありつつ笑いが散りばめられていて退屈しない演目。
観れば観るほど新しい発見があってまた好きになる感じ。京都公演が始まったらまた観に行きたいと思います。

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