エビータ@自由 1回目

2月12日 エビータ 東京公演。
マチネのライオンキングに引き続き、楽しみにしていたエビータ。

以下キャスト・感想。

2月12日 エビータ キャストボード
2月12日 エビータ キャストボード
今日のキャスト

[pukiwiki]
|~役名|~キャスト|
|エビータ|野村 玲子|
|チェ|芝 清道|
|ペロン|金田 俊秀|
|マガルディ|渋谷 智也|
|ミストレス|高木 美果|
|男性アンサンブル|菊池 正|
|~|阿川 健一郎|
|~|石野 喜一|
|~|浜名 正義|
|~|朝隈 濯朗|
|~|岩城 雄太|
|~|白倉 一成|
|~|田島 康成 (劇団昴)|
|~|玉真 義雄|
|~|深堀 拓也|
|~|藤山 大祐|
|~|赤間 清人|
|~|根本 健一|
|~|髙橋 基史|
|~|渡久山 慶|
|~|亀山 翔大|
|~|村中 至|
|~|沖田 亘|
|女性アンサンブル|荒木 美保|
|~|大橋 里砂|
|~|平田 曜子|
|~|細見 佳代|
|~|山西 里奈|
|~|加藤 あゆ美|
|~|山中 由貴|
|~|木許 由梨|
|~|宝生 慧|
|~|真 優香|
|~|羽田 三美|
|~|小川 飛鳥|
|~|山本 志織|
|~|柵木 あゆ美|
[/pukiwiki]

野村さんのエビータを観てみたくて楽しみにしてました。芝さんもお久しぶりだし、金田さんも一度観てみたかったし。

野村さん、素敵でした。35ステップスのCDを聴いてからは20年前に観たかったなぁとも思った。
金田さんがもの凄く男前でビックリしました。濃いというか、骨格がしっかりした男前。

泣けるかと言われればそうでもないけど、楽しいかと言われれば楽しいとは違う気がするし、なんと言うか、観てから自分で考える的な感じ。
作詞はティム・ライスということで、オリジナルの歌詞が理解できるとなお楽しめただろうにと、自分の語学力の足りなさが恨めしい。
予想以上にアンサンブルの人数が多かった。石野さんを発見。

エビータのCDは2種類(か3種類?)あったと思うけど、収録されている曲がかなり違うので買うときは注意したほうが良いです。
また、どの演目でも公演プログラムは作品への理解を深められるきっかけになりますが、エビータは特にプログラムを買うと色々と理解が進みます。各場面の解説やナンバーの解説などが結構細かいので観終わってからの反芻にも役立ちました。

レクイエム/こいつはサーカス
ここから舞台の雰囲気が凄くてちょっと感動した。この独特の雰囲気は他の演目にはないし、一気に舞台に引き込まれる。

星ふる今宵に
マガルディさんの歌う「星ふる今宵」が好き。揺れるところが特に。

ブエノスアイレス
55ステップスでもお馴染みブエノスアイレス。演出がほとんど同じ感じで感激(笑)
55よりもアンサンブルの人が多くて豪華な感じ。
「Rio de la Plata,Florida, Corrientes, Nueve de Julio」が聞き取りやすかったけど、もっと弾けて伸びるかと思いきやそうでもなかった。

グッドナイト・サンキュー皆さん
舞台装置が上手い。回る度に少しずつ豪華になっていくドアがエバの相手の地位と比例しているのかな?
爆笑する感じではないけど、ちょっとだけクスッと笑ってしまう場面。
チェの歌う曲も好き。

飛躍に向かって
こちらも55ステップスでお馴染みで非常に聞きやすかった。しかし芝さんバージョンは初めてだったので新鮮さもあって嬉しかった。
演出はこれも結構近くて、アンサンブルの男性たちが格好良かった。

エリートのゲーム
最後の椅子のとき面白かった。あれは何を表現しているのだろう。政界ゆえに根回し周到って感じ?

チャリティ・コンサート
ペロンの声はCDだと金田さんより低い声なのかも。
出会ったときのふたりの歌詞が印象的だった。
その前にマガルディさんと出会うところも面白かった。

スーツケースを抱いて
ミストレスの曲。綺麗で聴きやすい感じだけど、もう少し聴きたいような感じもした。
高木さんは違う演目でも観てみたい。

ペロンの野心
ブエノスアイレスの行進曲風アレンジみたいな感じだった。でもどことなく暗い雰囲気に仕上がってる。

ニュー・アルゼンチーナ
この曲のサビがかなり好き。重なる声とか。

カサロサーダのバルコニーで/共にいてアルゼンチーナ
エバが感激で声を詰まらせて民衆が共に歌うところが良かった。カリスマ性の演出。

空を行く
虹の如くに
虹の歴訪
着飾るエバは何を思ってたのかを自分の頭で汲み取りたいけど今の理解度じゃ無理かも。

エバ基金プラン
金は出ていく湯水のように
この辺りから何か歪んでるのかなぁ。しかし歴史上で労働者階級が特権階級に対して抱くものはどこの国でも似たようなものがある。
持ち物の奪われ方が物凄かった。

サンタ・エビータ
敬われ方が凄い。カリスマ性と人心掌握の術だけではここまでいかないだろうし、やはり人々から感謝されたことはたとえ一時であっても真実の一面だったのかもしれない。

エビータとチェのワルツ
エバだけを描くのではなく、チェの存在があることで、実際にエバが両極端な評価をされていることが表現されている気がする。

彼女はダイヤモンド
エバのソネット
この辺りはいよいよ暗く重い雰囲気が漂っている感じがした。「彼女はダイヤモンド」は強い反発の勢いが強い感じがした。

エバ最後の放送
力ないエバの表情が良かった。虹の歴訪あたりの華やかさもなく、ただ弱々しい姿が印象的。

エバのイリュージョン
エバのラメント
確かにイリュージョンでありラメントだった気がする。悲壮感が漂う。
正しく「祗園精舎の鐘の声…」ってことか。

カーテンコールでまた衣装を変えて登場された野村さんが綺麗だった。
今回初見だったけれど、全体的に良いキャストだったんじゃないかと感じた。チェは佐野さんもアリかな。
エバやチェだけでなく、ペロンもミストレスもマガルディも良かった。

とりあえずの第一印象でしかないし感想もあまりスムーズに書けなかった。
もし京都に来てもらえたときにはまた観たいと思える作品だった。

コメントを残す