生花 万年青
お正月用の万年青。
楽しかった。
今日の花材
万年青(おもと)
斑入り(葉に白い縁や模様があるもの)はおめでたい席には通常は使わず、実物も「花が咲き実が成り、それ以上がない」という意味でおめでたい席には不向きとのことでした。
ただし万年青だけは、年中青々としていること、株の外側に新しい葉ができて2,3年で古い株から新しい株に世代を移す様を良きものとすることで、おめでたい席、特に迎春用として用いられる代表的なものとのことでした。
10枚の葉と実、合わせて11で構成。
立葉・露受葉・流葉・前葉とそれぞれのあしらい。
活けてから剣山に刺したまま持って帰って来たけど、出すときにちょっと抜けてしまいました。
それからもう一度刺し直したんだけど何故か前葉とそのあしらいの長さがなんか変になってる気がする。
配置は間違ってないはずなんだけど…
万年青を活けるのは初めてなのもあって難しいながらも楽しかったです。
本当はもっと浅めの地味な花器が良いみたいだけどうちにはなかったので一番それに近いもので代用しました。
少し俯瞰で見ると以下のようになります。
実が少し見えすぎな気がしなくもない。
でも撮り直しは幕を張り直したりしなければいけないし結構面倒なので画像はこのままで…
完全に俯瞰で見ると上記のような感じ。先生方から見ると葉の向かい方が少しずれていたりするかもしれません。
来年はもっと綺麗に活けたいと思います。
実はこんな感じでとても詰まって成っています。
柔らかいというほどでもないけれど硬くもない感じです。