美女と野獣@京都 3回目
9月1日 劇団四季 美女と野獣 京都公演。
これで美女と野獣は3回目。今日はリハーサル見学もありました。
せっかくキャストボードもちゃんと撮ったのに、撮ったデジカメを姉に渡してきてしまった…アホすぎる。
また今度アップすることにします。
以下、今日の感想と「美女と野獣」のトリビア的なもの。
今日のキャスト
[pukiwiki]
|~役名|~キャスト|
|ビースト|佐野 正幸|
|ベル|鳥原 如未|
|モリース|松下 武史|
|ガストン|野中 万寿夫|
|ルミエール|百々 義則|
|ルフウ|遊佐 真一|
|コッグスワース|青羽 剛|
|ミセス・ポット|織笠 里佳子|
|タンス夫人|倉斗 絢子|
|バベット|有永 美奈子|
|ムッシュー・ダルク|川原 信弘|
|チップ|川良 美由紀|
|男性アンサンブル|石野 喜一|
|~|武藤 寛|
|~|清川 晶|
|~|藤山 大祐|
|~|赤間 清人|
|~|史 屿艺|
|~|安江 洋介|
|~|柳 隆幸|
|~|松浦 勇治|
|女性アンサンブル|市川 友貴|
|~|丸山 れい|
|~|久保田 彩佳|
|~|倖田 未稀|
|~|世登 愛子|
|~|林 初実|
|~|大和 貴恵|
|~|長寿 真世|
|~|龍門 祥子|
|~|渡辺 夕紀|
[/pukiwiki]
一幕
「プロローグ」の魔女はいつ見ても楽しいです。高いしユラユラするしで楽しそう。
「変わりものベル」は凄く好きな曲です。
日本で普通に「ベル」と聞くと「bell」つまり鐘や鈴のようなものを連想しがちだと思いますが、ベルの名前は”Belle”と表記し、フランス語の「beau」の女性形で、単語としては「美人」とか「美女」という意味です。
日本語にすると微妙な感じですが、「美女」という名前をもち、実際に非常に美しい女性、まさしくその名前の通りだから「ふさわしい」となるのですね。
この意味を知っていると、あの部分が何故そう歌われるのかがより理解できると思います。ほんのワンフレーズですが。
「美女と野獣」の英題は「Beauty and the Beast」ですが、元々の原作はフランスの童話です。
そして、フランス語の原題はと言うと「La Belle et la Bête」です。そのままベル(Belle)が出てきますね。
この場合、Belleは「美しい(人・もの)」でBêteは「獣」となると思います。
ちなみに、英文内で「Bell」と大文字で始まって表記される場合は、Isabel(イザベル)という女性の愛称である場合もあります。
町の人たちの表情もよく見えましたが、見えすぎてどこから見て良いのか迷いました。セットはセットで見たいけどベルもちゃんと見ておきたいし、アンサンブルの方たちも見たいし…
ベルの持ってる本は、ちゃんと字らしきものが書いてありました。
「二人で」はモリースとベルの仲が良く、とても微笑ましいです。
このときのモリースの乗り物、一度近くで見てみたかったので、今日はじっくり見てみました。あれ、一度乗ってみたいです…
どういう仕組みなんだろ。
あと、モリースが変なアレをかぶって出てくるところ、ベル役の人は思わず笑っちゃったりしないのかな、とか思ってしまいました。正面から見ないといけないし(笑)
日本ではサヨナキドリと言います。
「ひとりよがり」のときのガストンはいつ見てもバッチリひとりよがりで、ベルの表情を見ているとつい笑ってしまいそうになります。あのときのベルはメインではない分、その表情や仕草はメインであるとき以上に大切だと思います。
「ベル(リプライズ)」でのベルも前半はコミカルですが、中盤からは夢見る気持ちが伝わってきてとても好きです。
「わが家」は個人的に最初の涙腺緩みポイントです。
「ガストン」は歌詞がガストン大好きって感じで楽しいですね。あのときのビアマグダンスがとても好きです。
間近で見るとさらに楽しさ倍増でした。
「ビー アワ ゲスト (おもてなし)」はこれでもかと言わんばかりの華やかさで、私は演目の中でも一番好きです。
今日のリハーサル見学のときもこの曲のリハーサルでした。
スープ、オードブル、ビーフシチュー、チーズのスフレ、パイ、ブランデーのプリン、仔牛、豚、デザート、紅茶と、たくさんの美味しいものが歌われます。おなかが空いてるときに聴くと大変です。
この曲の時のコッグスワースもコミカルで楽しく、バベットがとてもセクシーです。
あと、塩コショウ…じゃなくソルトさんとペッパーさん?あのコンビの動きがとても好きです。
最初の「ウーララ!」は「Ouh la la!」で、「あら、まぁ!」とか「あら、あら!」とか要するに感嘆の意らしいのですが、素敵なものや格好良いものを見たときにも使うようで、その場合は「あら!いいじゃない!」くらいの意味になるのではないかと思います。
その後は、順に
un(アン) deux(ドゥ) trois(トロワ) quatre(カトル) cinq(サンク) six(スィス) sept(セット)
と言っていると思います。
どこの部分かわからない場合は、次回「美女と野獣」を見たときに聴いてみてください。このナプキンたちのパートが始まる前にルミエールが言ってくれるはずなのでわかると思います。
別に知らなくてもちゃんと楽しめますけど(笑)
「愛せぬならば」は個人的な2度目の涙腺緩みポイントです。
二幕
二幕は、個人的にはどの部分でも涙腺が緩みます。ふたりの変化や打ち解けていく様子、ふたりが離れ離れになる様子、互いを想う気持ちがとても好きで、ボロボロ泣くわけではないのですが、常に涙が溜まってる感じです。
「何かが変わった」のふたりの様子が大好きです。
「人間に戻りたい」はまたお城のみんなが登場して華やかで好きです。
夕食の話をするときのビーストがとても微笑ましいと思います。
「美女と野獣」はミセス・ポットの歌声がとても素敵です。訳詞も好きです。
「暴徒の歌」は、どんどんエスカレートする様子がリアルで、集団心理とかパニックって怖いとか思ってしまって少し現実に戻されます。実際の暴動などもあぁいう感じで拡大していくのでしょうね…
「戦い」では、コミカルな戦いの様子で少し前の雰囲気が和らぐ感じがします。
嫉妬するルミエールがちょっと可愛いく、ビーストの様子がとても切ないと思います。
「夢叶う」は3回目の涙腺緩みポイント。結末を知っているので泣けるばかりなのですが、知らないとドキドキもしそう。
あのイリュージョンを今日じっくり見てみたのですが、やっぱり確信が持てるまでには至りませんでした。
あのときに佐野さんがビーストメイクを落として登場するときがとても好きです。
「美女と野獣(リプライズ)」はビーストが王子に戻ってからのダンスです。
今日は王子がよく見えて良かったです。ベルもとても綺麗でした。
その他
前回見たときは坂本さんがベル役で、その前に見たときは木村さんだったと思うので、毎回違うベルを見ていることになります。
鳥原さんのベルも良かったと思います。
あと、前回見たときはアンサンブルだった倉斗さんが今回はタンス夫人として出演していらっしゃいました。
今日のリハーサル見学の時に京都劇場で初めて1階席に座りました。いつもは2階からの風景しか見ないので、なんだか雰囲気が違って落ち着きませんでした。しかも本番も1階で、最前列センターだったので、やたらと舞台の高さを感じました。
1階も2階も好きですが、今日注目して見た部分はもの凄く目に焼き付いています。
1階の前のほうは衣装や舞台セット、仕草、表情がよく見えるので一度は見られると嬉しいです。
でも見やすいのはもうちょっと後ろかも。どうしても足元とかは見づらくなるので、ステップとかはあまり見えませんでした。
座った場所によって注目する部分を変えるのが賢い見方なのかも。
最前列だと、とりあえず火薬の匂いとドライアイスは存分に味わえます(笑)
あと、よく記念撮影に使われている柱をおまけで。