55ステップス(55 Steps)@大阪 5回目

8月27日 55 Steps 大阪公演 5回目行ってきました。
しかも今日は昼夜とも見てきたので、5回目と6回目です。

5回目感想、6回目感想、6回目の休憩中にあったゲームパフォーマンスの様子
それぞれ別記事です。
 →55 Steps@大阪 6回目 (感想)
 →55 Steps@大阪 6回目 (ゲームパフォーマンス)

この記事は5回目の感想です。
いつもの通り長いです。

8月27日 劇場前 55 Steps オブジェ
8月27日 劇場前 55 Steps オブジェ
8月27日 55 Steps 昼 キャストボード
8月27日 55 Steps 昼 キャストボード

今日は55でマチってソワるというあり得ないくらいの幸せな日でした。
昨日の夜からドキドキして遠足前の小学生みたいになるし、無理矢理寝たら朝6時とかに起きてしまうしでテンションが上がりまくっていて自分でも笑えました。
大阪に向かう途中、京都駅の少し手前で京都劇場の看板が電車から見えるのですが、大阪に行くのに京都劇場の看板を見てこっそりニヤニヤする始末。これはもう救いようがないね、きっと。
9月1日にその京都劇場に行きますが、今日は素通りです。
では、今日の昼の55の感想を。

今日のキャスト

[pukiwiki]
|~パート|~キャスト|
|ヴォーカルパート|渡辺 正|
|~|芝 清道|
|~|李 涛|
|~|井上 智恵|
|~|早水 小夜子|
|~|今井 美範|
|ダンスパート|岩崎 晋也|
|~|金久 烈|
|~|川東 優希|
|~|斎藤 准一郎|
|~|斎藤 洋一郎|
|~|徳永 義満|
|~|成田 蔵人|
|~|前田 順弘|
|~|河野 駿介|
|~|坂田 加奈子|
|~|柴田 桃子|
|~|高倉 恵美|
|~|泉 春花|
|~|加藤 久美子|
|~|須田 綾乃|
|~|駅田 郁美|
|~|今 彩乃|
|~|織田 なつ美|
|~|柴田 厚子|
[/pukiwiki]

キャストは先週と変更なしでした。4回目を観た一昨日とも変更ありません。
ハードなダンスも多くあるのにキャストの皆さんも毎日がんばっていて凄いと思います。やっぱり日頃の稽古の賜物なのでしょうね。

今日も45分開場でした。最近早くなったの?

今回は、前予でセンターの左通路横を取ってもらえました。センターに座るの初めてでした。
近すぎず遠すぎずだし、他にも色々な意味でとても楽しめる席ですごく嬉しかった。

開幕前、またライトを見てたのですが、あれはずっと同じライトな気がする。
ドライアイスが出てからはライトの光がよく見えるのでチラチラと見てたけれど、ずっと同じ2つのライトが幕を照らしてた気がします。素敵ねー、あのライトの仕組み。家に欲しいくらいテンション上がる。

2階席に団体の学生さんがいたので、いつもよりもざわついていた気がします。

一幕

ミラーボールを見た瞬間から夢のような時間が始まります。
今日もオーヴァチュアから芝さんの「ようこそ劇場へ」に続きます。
今日は、席についてから「もうすぐ55が終わってしまうなぁ」とか考えてたせいか、「アプローズ」の曲もダンスも好きなのに加えて、早水さんが出てきたときに急に切なくなってちょっと涙腺が緩みました。

他の曲のときはそれぞれの雰囲気に合う声を出されていると思うのですが、アプローズは、井上さんも早水さんも今井さんもそれぞれの歌声がよくわかって好きです。
特に今井さんのアプローズのときの声は、他の曲を歌っているとき以上に惹かれます。
ダンスパートの方たちのダンスも大好きだし、かなりお気に入りのナンバーになっています。
そしてダンスではつい金久さんに目がいってしまいます。

そして早水さんの「愛の物語」
岩崎さんは「ようこそ劇場へ」で見た時点でやっぱりキレキレでしたがここでじっくり見られます。
なんであんなにキレの良い動きなのでしょう。つい目で追ってしまいます。

「勝利ほほえむ」は今日も格好良かったです。今日は李さんが疲れてるような感じはしなかったので、やっぱり前のは気のせいなのかなって気がしてきました。
ここでも金久さんに目が行くんですよね…
やっぱり長身だし動きもキレがあると思うので目立つのでしょうか。

「星のさだめ」、曲自体、聴くたびに好きになります。
そして渡辺さんと井上さんの「星のさだめ」も3回目です。人によって感じ方は様々だと思いますが、私は回数を重ねる度に好きになる気がします。

今井さんの「シャドーランド」は、なんか雰囲気がある気がして好きです。最後のところとか。
今日の「シャドーランド」では高倉さんに注目してしまいました。「メモリー」のときも綺麗ですが、「シャドーランド」のほうでも綺麗です、やっぱり。

今日は通路横の席だったので、「シャドーランド」が終わると今井さんが横の通路を風のように去っていきました。
近い(笑)

「早く王様になりたい」は今日も楽しかったです。前田さん、本当によく動けますね。
ラウンドガールにキスをねだってビンタされるってことに今日気付きました。まだまだちゃんと見られていないと実感。
たぶん、観劇初心者なのでどこに目をやっていいかとかがあまりわかっていなかったり、一度に色々な状況を把握できないっぽい。
チャンピオン側のセコンドって、つけ髭をつけた金久さんじゃないかと思ったのですが合ってるかな。
そしてパーカーを着たなわとび隊の中に岩崎さんがいらっしゃったのですね。今日気付きました。

「最新ニュースのジャヴァ」は、基本的に私の好きな旋律のポイントを押さえてるっぽいと思いました。衣装も可愛い。

「僕の願い」は今日は「なんて素晴らしい」のところの仕草に初めて気付きました。なんで今まで気付かなかったんだろう。

今日も「トプシー・ターヴィー」は愉快でした。でも、たぶん「全てがさかさま」ってことに気が付かないと色々と楽しみ切れない気がしました。
エスメラルダも綺麗だけど、逆さまピエロが結構色々なアクションをしていて、ピエロさんだけ見ていても楽しいです。
最後はエスメラルダが天井を仰ぎ、ピエロさんは上からそれを指さしていた。逆さまという感覚だけじゃなくて、もっと空間的な不思議っぽい空気を味わってしまいました。
最近、注目するところを少し変えるだけで凄く新しい感覚が芽生えるのが好きです。
「トプシー・ターヴィー」のときの渡辺さんはもっとはじけちゃっても良いくらいだと思いました。
「トプシー・ターヴィー」は男性が女装をしていて女性が男装をしているわけですが、その中にやけに美人がいると思ったら、斎藤さんでした。

他のナンバーでもそうなのですが、「斎藤さん」なのはわかるのですが、そこから先がわからない(笑)
なんとなくわかるんですが、ちょっと激しい動きになったり、人の入れ替わりがあるともうよくわからなくなったり…
さすが双子というか、私の頭のほうが微妙なのかも。

「ゴッド・ヘルプ」は、今日はいつもよりも「ノートルダムの鐘」に引き戻されてしまい、「アプローズ」で緩んだ涙腺が危険水域でした。

「チム・チム・チェリー」(笑) タイトル言うだけで笑ってしまう(笑)
今日も客席からはクスクスと笑い声が。
芝さんって、55ではファントムもするのに、「チム・チム」ではこんなにコミカルにも動いていて、すごく器用なんじゃないかと思いました。もしくは成りきれるのか、稽古の鬼か。
むしろ全部か。
オリジナルの日本語訳とは違うものだと思いますが、こっちはこっちで楽しいです。

「夢があるから」は最初に今井さんのを聴いたときよりずっと好きな感じがしました。慣れてきたということかもしれませんが、それよりも今井さんの声がわかってきて好きになってきたと思ったほうが幸せ。

「手をすり抜けて」は、今日は特に感激してしまいました。母親ってそういうものなのかなぁとか思いながら、早水さんの声に溺れました。

そして「ドレミの歌」。
今日は最前列以外からも舞台にご招待されていらっしゃいました。4列目くらいの方もいらっしゃったと思います。
芝さんが「レ」を持って登場しましたが、なんか今日は「ド」の方と仲良かった!あんなのされたら倒れてしまう。でも羨ましい(笑)
ここでも金久さんと岩崎さんに目が行くのですよね。

「パート・オブ・ユア・ワールド」
なんとか歌詞の意味を完全に汲み取ろうとがんばりましたが、つい今井さんの声に集中してしまって結局また中途半端にしかわからなかった(笑)
オリジナルのアリエルよりもしっかりしていてもうちょっと深い感じがしたかなぁ…
やっぱり、広い世界とか未来とかまだ知らないものに触れてみたいという気持ちを、オリジナルよりももっと固くというか、硬派というか、文学的というか、そんな感じで表現している気がして、オリジナルよりも知的なアリエルを思い浮かべてしまいました。

やってきました「ビー アワ ゲスト」。
こんなことを書くとアホかと思われそうなんですが、この曲だけ2時間見てても絶対飽きません。見る度新しい発見があるし!格好良いし!
最初の岩崎さんのソロの部分の動きもキレキレで素敵。しかもあの両手を出す振り付けが好き。

二幕

「夢を配る」では李さんと渡辺さんの他に、今井さんも参加されていたことに今日気付きました。女性ヴォーカルパートの3枠、ということになるのかな。
メインで語るのは李さんと渡辺さんと坂田さんで合ってるのかな…
あと金久さんもダンスしている中に発見。今日まで知らなかった…

「夢をつづけて」と「見果てぬ夢」はどちらも訛りが入ってるのですね。「見果てぬ夢」だけかと思ってたのですが、よくよく聴いてみればどちらもだった。気付くの遅い。

「アレキサンダーズ・ラグタイムバンド」は、これまた岩崎さんのリフトに注目してしまいます。もうひとりリフトしている男性の方の名前がわからない…
今日気付いたのは、下手奥に金久さんと前田さんと女性の方が登場していました。金久さん、スーツというかネクタイ姿、よく似合います。前田さんはなんか可愛く見えてしまう(笑) あと、斎藤さんも格好良いですね。
特に男性3人でダンスする部分がとても素敵です。

今日改めて「名も知らぬ人」の歌詞を注意して聴いてみましたが、なんと切ない。李さんと今井さん素敵でした。

「二つの祖国」は、今日はまた早水さんにやられてしまった感があって、元の曲よりも短いので、もうちょっと長く聴いていたいと思ってしまいます。

「炎の祈り」は、あの仮面の人の中に金久さんと岩崎さんがいるような気がしてならない。けどやっぱりまだ顔が見えないとわからない。

「バリ舞踊」は、踊りも演奏も凄く難しそう。踊りのあの体勢はかなり疲れるんじゃないかと思う。

「祖国」の歌詞を聴くだけで、戦争を知らないながらも、出兵させられた個人の気持ちはとても切ないものだと感じます。残してきた家族への想いと国を愛する気持ちの間に立たされるのかな…
最後の部分は何度見てもうまく考えてあるなぁと思ってしまいます。

「ピラトの夢」はやっぱり「ジーザス」を知らないとイマイチわからないです。歌詞自体はわかるものの、それが何を意味しているのかがよくわからないので、ただ芝さんの声に没頭することになりました。

今日の「ラム・タム・タガー」は凄かった。何がって、席が。
ピラトが終わって、前奏が始まってから、舞台に上がるまで客席通路で少しダンスというかパフォーマンスがありますが、あのダンスがビックリするくらい近かった!真横で見づらいというわけでもなく、それでも一番近いんじゃないかと思うくらい近かったので、特等席で李さんのダンスを見られました。ビックリしてしまってあんまり覚えてないのが悔しい…
あと、今日の「タガー」はちょっと違った気がします。「ちぇー」もちょっと違ったし、最後に声をかける前に胸元で十字を切って祈ってたと思います。やっぱり逃げられましたけど(笑)
李さんはやっぱり楽しくてコミカルでセクシーなダンスでした。あのときのダンスパートの女性たちの声が好きなので、名前を知りたい…

「メモリー」、今日はいつもよりもさらに早水さんの声に感激してしまって、また涙腺が危なかった。
あれは後半特にヤバい。
高倉さんも綺麗でした。

「ミュージック・オブ・ザ・ナイト」は今日も芝さんが素敵すぎました。あのときのクリスティーヌであろうバレリーナさんは誰なのかが気になっています。とても綺麗な人。岩崎さんもいつも通り華麗すぎた。
最後のファントムのマントの中に消えるところ、2回目か3回目くらいに見たときは綺麗に消えていた気がするのですが、最近はジャンプがちょっと見えてしまいますね。1階のかなり上手から見たら大丈夫なのかな…

「飛躍に向かって」は、やっぱり渡辺さんにもっと弾けて欲しいと思ってしまいました。でも所々に入っているアクションは格好良いです。
あと、ダンスパートで斎藤さんと金久さんが出ていると思うのですが、ふたりともとても格好良いです。元々男性のスーツ姿が好きなので余計そう見えるのかも。ダンスの構成で休憩を兼ねているのか立ってリズムを取っているだけのときも、かなり胸元が上下していて、やっぱりハードなんだなぁと感じます。

「ブエノスアイレス」もとても格好良いです。井上さんは「ドレミ」の優しい先生とは打って変わってとても強気で野心家の女性という感じの目をしていて、ドキドキします。
このときのダンスパートにも金久さんがいて、エバとダンスをしたときの足のステップが、ちょっとした動きなのにとても目を惹かれて好きです。

「スターライト・エクスプレス」は今日も李さんと芝さんのコンビネーションが素敵でした。私の中では、李さんの切ない気持ちと、芝さんがそれを諭しているというのが声そのもののイメージと一致していて没頭してしまいます。「スターライト・エクスプレス」自体も素敵なストーリーみたいなので、見てみたいと思ってしまいます。

「ヴァリエーションズ」は坂田さんが今日も素敵でした。とてもしなやか。
坂田さんのソロが終わるときに登場する男性ふたりのうちの1人は金久さんでしたが、もうひとりの方の名前が知りたいです。
あと、途中9人くらい?でやる手を広げていく部分の振り付けが好きです。音楽と照明と振り付け、全てが絡み合ってる感じが特に強く感じられます。

「スーパースター」はやっぱり豪華すぎてラストナンバーにふさわしいと感じました。ダンスも素敵だし、コーラスでヴォーカルパートの男性1枠以外の全員がいるし、5人のステップを見ているだけでなんて幸せなんだろうと思います。
渡辺さんはもっとオーバーアクションでも良い気がしました。
でも渡辺さんの最後の十字架を思わせるところ、とても好きです。阿久津さんのときはそこまで細かく見られていなかったので、わからない。

カーテンコール

「アイ・ガット・リズム」は今日はヤバかった(笑)
岩崎さんのアクションにやられて、いつもよりも笑ってしまった!爆笑してしまいそうになって危なかったです。
岩崎さんは、最初の斎藤さんと次にタップする斎藤さんの後に登場するわけですが、いつもその後のアクションで何かと笑えてしまいます。今日は自分の目をこすり、「俺は幻覚を見ているのか?同じ顔がふたりいるぞ」と言わんばかりのアクションでしかもかなりオーバーだったので、思わず笑い声が出てしまいそうになって、笑いを堪えるのが大変でした(笑)
マーチングのときは皆さん笑顔で楽しそうで、見ていてとても幸せな気持ちになります。
一番大きな太鼓を持っているのは金久さんだった気がします。
あのタップから太鼓に流れていくリズムの部分がとても好きです。

「恋のウォータールー」は今日も複雑な気持ちになりました。
「今日も幸せだった」「もうすぐ今日の舞台が終わる」「55もあと少し」「なんて楽しい舞台なんだろう」「ウォータールーは良い曲だな」と色んな気持ちが混じって涙が浮かびます。

「魔法使いと私」で井上さんが登場したときはもう本当にそれまで耐えていた涙がこぼれそうで危険です。その後早水さん、今井さんと登場し、幕が開くと少し寂しい気持ちのほうが大きいくらいになります。
エルファバにだけ関わる部分を上手く省いて希望のある未来と夢を歌っているのがとても好きです。歌詞も少し変えてあって、みんなの夢が大きく膨らんでいくような気分にさせられます。

まとめ

とりあえず、斎藤ツインズの見分け方を知りたい(笑)
あと、4人ほどとても気になるダンスパートの方がいらっしゃるので、なんとか千秋楽までに名前を覚えてしまいたいところです。

やっぱり55は凄く楽しい舞台でした。
小学生みたいなセリフになりますが、「これ考えたヤツ天才」みたいな気分です。
加藤さんは「自分の考えたものと違うものが出来上がる」ほうが良いというようなことをコメントしてらした気がするので、きっと色々な方のアイデアが詰まっているのだとは思いますが、私にとって今の55はダンスも歌も存分に楽しませてくれる夢の時間だと思えます。

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