花火

花をいけて帰ってくる途中、花火があがってた。
そう言えばうちの近くの河原が会場だった気がする。

進行方向が会場でもあり家方向でもあったので、運転中ずっと前方の空に花火が見えていた。
ズヴァリ、わき見運転注意でしょう。

家に着いたら、家の前で父が花火を見ていたので、今年は父と一緒に花火を見た。一緒に花火を見るなんて久しぶりかも。違う場所で見てたりとか出かけてたりとかも多かったけど、一緒に見ようと思ったことすらあんまりなかった気がする。

花火は見なきゃうるさいだけで鬱陶しいんだけど、外でちゃんと見てるとあんまり音は気にならないのが不思議だった。
毎年会場が近いので、家の中にいると窓ガラスとかがビリビリ震えるし、空腹だとお腹まで振動がドンドン伝わるしでとにかく嫌なイメージだったけど、今日はちゃんと見たので素直に綺麗だと思った。

やっぱり、もっと若いころにちゃんと親と向き合っておくべきだったなぁと今になって思う。若いときは何かと鬱陶しく思ったし、いつも結局助けてくれていたのに素直に感謝できなかった。
母が亡くなった日からその頃のことを後悔してばかり。悔やんでも今更どうしようもないし、自分の愚かさに気付いたなら今を前向きに生きるべきだとわかってはいる。でも後悔はしちゃう。エンドレス。
一度も後悔しないで生きていける人間なんていないんだよねー。

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